出版社内容情報
いちろうのところにきた葉書は、やまねこからのものです。めんどうな裁判をするので、きて下さいというのです。 文部省選定
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
6年生 ブックトーク授業(夏休みのお勧め本) 国語で『川とノリオ』 https://bookmeter.com/books/107504 の学習があったので、いぬいとみこさんの紹介は朝読書でし、ブックトークは文学作品の絵本版と、長めの児童書を紹介、作者の説明もしています。こちらは宮沢賢治の絵本を多く紹介したので、こんな不思議で面白いはなしもあるんだよ、と演じました。2021/07/14
ヒラP@ehon.gohon
13
宮澤賢治ならではの濃厚な童話が、堀尾青史さんのアレンジと渡辺有一さんの視覚化で、親しみやすい物語になっていると思います。 なぜにやまねこが去っていった方向がはっきりしないのか、原作でもよくわからなかった部分はそのままですが、話の筋を大切にしながら、わかりやすい文章が新鮮です。 最後の一枚に表現されている、遊び心も楽しめる作品です。2018/11/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
高校授業で演じました。2022/10/25
カナ@バンバンビガロ
7
小3読み聞かせで使おうと思って図書館で借りてきたものの、演じてみると少々長い(約10分)ため練習のみで返却。宮沢賢治の作品では低学年での読み聞かせにも扱いやすい内容に思った。「注文の多い料理店」の方が紙芝居としてはやりやすかったかもしれない。いつか再チャレンジしてみようと思う。2017/02/03
ゆにす
6
私はこの紙芝居好きです。キノコがおどっている場面やキノコの馬車の絵など、子どもたちは面白がってくれます。宮沢賢治の本は装丁や押絵がすごく凝っているものが多くて、敬遠してしまう子どももいるような気がします。子ども向きにさっぱりしたかんじのこの絵でもいいと思います。2016/03/13