出版社内容情報
21世紀の世の中に、魔女とか、妖精とか、ない…よね？
11歳の誕生日、それは魔女に生まれ直す運命の日…。
くるみが持つ開かないトランクの中には＜蒼の妖精国＞と呼ばれる異世界の魔法の城がある。新しい＜鍵の守護者＞となったくるみは、使い魔のケティとともに、異世界の魔法の城に眠る＜蒼の妖精国の姫君＞のもとへ。
たいせつなものを守るための冒険が始まります。
新シリーズは、異世界と現実世界を行き来する、魔女の血筋に生まれた現代の少女、くるみ１１歳の冒険です。
村山ワールドの舞台として数々の作品の舞台となっている“風早町”を舞台とした現代劇＋異世界冒険ファンタジー。
小学5・6年～
内容説明
わたし、天野くるみ。もうすぐ十一歳のある朝、カフェオレとホットケーキの朝食のあと、パパがいった。「ママは魔女だったんだよ」ま、魔女ぉ？冗談でしょ…わたしは魔女の子だったの―。
著者等紹介
村山早紀［ムラヤマサキ］
長崎県出身。『ちいさいえりちゃん』（あかね書房）で毎日童話新人賞最優秀賞、第４回椋鳩十児童文学賞受賞
巣町ひろみ［スマチヒロミ］
埼玉県越谷市出身。携帯サイトで待ち受けイラスト、挿絵、アプリゲームの彩色、デザイン、ティーンの女の子向け漫画などを手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hirune
29
また風早の町に小さな魔女が誕生しました。可愛らしい絵と優しい文章ですが、内容は結構重たいです。戦争とか環境破壊とか人間の文明の思い上がりとかね。でも魔女の従者の黒い子猫やユニコーンはすごく可愛い☆登場人物は皆ほんわか優しいです。2015/07/26
Eri
7
娘小3図書館。 挿絵が『なかよし』っぽくて可愛らしい。 村山さんの他のシリーズとも繋がっている風早の町が出てきた。コンビニのシリーズ、また読んでみよう。 魔法の世界と現実の世界、ふたつが上手く溶けあっていて、ラストも良かった。2022/03/05
ゆり
4
イラストの可愛らしさがとても今風、な気がします……（笑）。主人公の口調とかこまごました設定色々とか、とにかくほんわりしていて可愛らしい。全体のお話はいかにも村山先生テイストな、やさしく心ぬくもるファンタジー系統だったでしょうか。美味しいホットケーキを食べたくなりました。2012/04/07
にま
4
村山早紀の新シリーズ。風早の街を舞台にした小学生が主人公の魔女モノです。イラストもウケそうだし、読みやすいから小学生にはいいかも。続き物なので、間をおかずに刊行されるといいのですが。2009/11/02
nana
3
何かどこぞのアニメを思い出させる絵だなぁ、と思いながら読了。使い魔達が可愛い。2015/08/05
