出版社内容情報
砂漠を漂う呪われた海賊船の船長シンドバットと出会ったシェーラたち三人は、呪いを解こうと。
内容説明
怪力のかわいいおひめさまシェーラ、気のよわい魔法つかいの男の子ファリード、そして、どろぼうの親分であった少年ハイル。―三人は船旅のとちゅう海賊船に襲われますが、そこにあらわれた正義の海賊シンドバッドとともに、黒真珠のある島にむかいます。そこで待っていたものは。「シェーラひめのぼうけん」シリーズ第四作!!小学校中・高学年向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nana
21
図書館:それぞれの子供達の父親達の話。辛い子供達が明るく振る舞うのが切ない。2018/01/21
小梅さん。
13
今回のテーマは、親子、父と子、かな。 シェーラが、父王に、そんな思いを抱いていたなんてびっくり。 悩みなんてなさそうなお元気娘に見えても、そりゃ、色々思うところはあるよね。 若き海賊船長であるシンドバッドと父の関係も切ない。 でも、必死になんとかしようとするシェーラの気持ちは、きっと伝わっているから。 ファリードとハイルの仲も、少し近付いたのかな。 次の冒険が楽しみ。2016/07/03
ゆり
6
元気いっぱい楽しそうなシェーラ達一行が、実はそれぞれ父親に複雑な思いを抱え苦しんでいるのだなと。シェーラみたいな優しくて人格者のお父さまを持つ娘でもそれゆえの辛さはあって、しかも現在のお父さまの状況を思うと……。シンドバッドがさわやかで格好いい正義の味方かつ深刻な影もしょっていて、あのハイルまで惹きつけられたようななんか独特のキャラ。シェーラの最後の戦いが重く辛くてでも救いもあって良かった。2016/03/19
ふわ
3
シェーラが、黒真珠をてにいれられてよかったです。 シンドバッドのお父さんが、すこしだけ、こわかった。
Miki Shimizu
2
えー!!うそーん。最後の方でまぁまぁでかいストーリーの変更があったやん!ショック!!!それでも、シェーラ姫、強いなー。体も、剣術も、心も。安定感ありまくり。2018/04/05