出版社内容情報
自分のことがきらいで、自分の中にとじこもってばかりいるアヒルが、魚を運んでくる一羽のカモと出会い、次第に変わっていきます。ひとりぼっちのアヒルと、いつも元気なカモの心の交流を大胆な構図で描いた絵本。
4・5歳~
内容説明
ひとりぼっちのアヒルは、どんどんじぶんのなかにとじこもっていきました。でも、1わのカモとであって…。
著者等紹介
きむらゆういち[キムラユウイチ]
木村裕一。東京に生まれる。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のブレーンなどを経て、現在、絵本・童話の創作、作詞、戯曲・コミックの原作、小説の執筆、女子大学講師をつとめるなど、幅広く活躍。『あらしのよるに』(講談社)で、産経児童出版文化賞・講談社出版文化賞絵本賞受賞。同作品の舞台脚本で斎田喬戯曲賞ほか受賞。2005年に映画化
くろだせいたろう[クロダセイタロウ]
黒田征太郎。大阪に生まれる。早川良雄デザイン事務所に勤務後、1969年に長友啓典とともにK2を設立。イラストレーション、壁画制作、ライブペインティングなど国内外で幅広く活躍。1985年講談社出版文化賞・さしえ賞受賞。1999年に「野坂昭如/戦争童話集」全12話の映像化プロジェクトを完結。2000年よりの「戦争童話集・沖縄篇」制作を経て、2004年よりPIKADON PROJECT始動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みつばちい
15
きむらさんの本は、なんとなく男女が想像できてしまい、ちょっとなぁ、、2020/06/09
メープル
12
息子と娘に読み聞かせ。アヒルとカモの友情物語なのかな?と。おもってたけど恋愛??いつも来ているカモが来なくて落ち込んでるアヒルの場面で何故か息子が笑いだす。アヒルが男の子だと思ってたら「あたし」とか言ってるからー。と…。女の子っぽく読んでたつもりなのにー。でも二人とも感動はしてました。2022/07/01
遠い日
8
自分の容姿が嫌いなひとりぼっちのアヒル。自分にこもって、いじける日々。そんなアヒルになんのためらいもなく近づいてくれた元気いっぱい、夢いっぱいのカモ。自由で気のいいカモがアヒルの心を少しずつ変えてゆく。ありがちなストーリーかもしれないが、ひとりの寂しさや辛さを味わった者には、たまらなく温かな気持ちをくれるお話。子どもたちが勇気をもって他人と繋がれるよう、背中を押してくれる話だと思います。2016/01/09
mari
8
ラブストーリー?!2014/09/20
舟江
7
年齢によって、理解が違ってくるかなぁ~。待つという愛情表現もあるんだね。2021/11/13