目次
演じる前に
はじまり
画面をぬく
画面をさしこむ
内容を演じる
おしまい
著者等紹介
まついのりこ[マツイノリコ]
松井紀子。絵本・紙芝居作家。1934年和歌山市に生まれる。武蔵野美術大学卒業。赤ちゃん絵本、ものがたり絵本、知識の絵本と、幅広く活躍。また、紙芝居の独自性を追求し、観客参加型の紙芝居を確立する。1991年から続けたベトナムの紙芝居創作・普及の支援活動に対し、ベトナム政府より「ベトナム文化功労賞」を受賞。絵本に「ころころぽーん」(1976年ボローニャ世界児童図書展エルバ賞)、紙芝居に「おおきくおおきくおおきくなあれ」(1983年度五山賞)他作品多数。紙芝居文化の会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
62
図書館本 10年ほど前にも一度借りて読みましたが、色々忘れています。イラストと簡潔な説明文で、非常に理解しやすい構成。著者 まついさんのあとがきも素晴らしい。やはりこれは持っておくべき本です。買おう!2020/03/16
ヒラP@ehon.gohon
18
ことさら難しい事が書いてあるわけではないこの本は、紙芝居のビギナーに向けて、どの様にしたら、より効果的に紙芝居が楽しめるかを、子細に渡ってアドバイスしています。 それでも改めて納得する部分も多くて、参考になる一冊です。 演じ手が、紙芝居の魅力に染められていきますね。2019/12/14
スターライト
7
仕事で必要があって着手。紙芝居には2つの種類があることをはじめ、演じる際の注意点などを丁寧に解説。紙芝居の特性を生かして演じることの大切さがわかった。物語完結型、観客参加型それぞれの代表作も紹介されており、コンパクトかつわかりやすいのでこれから紙芝居をやる人も、自分の経験だけでやってきた人も一読を勧めたい。2017/05/26
こめ
6
非常にシンプルで、大切なことがまっすぐ伝わってくる。これから紙芝居を始めるわたしにはぴったりの指南書だった。立って演じるか座って演じるか、さしこんでいるときに次の脚本を読むか否か、演じているときに観客を見るか否か、といった疑問や悩みがすぐに解決した。まずはこの本を基本として練習や実践を重ねていきたい。2019/08/08
じょん
6
身近な紙芝居をする人は、たぶんわざと基本をはずしていることがあるようだ。とりあえず基本を学ぶには。紙芝居の世界観を大切に扱いたい。2017/07/27