出版社内容情報
生きたコミュニケーションの中から共感が生まれる紙芝居の魅力、特性をわかりやすく描く理論書。
内容説明
いま、なぜ紙芝居なのか―その魅力をさぐる。
目次
私の「紙芝居の世界」への出発
すてきな「特性」にかがやく紙芝居
絵本と紙芝居は車の「両輪」
紙芝居の「二つの型」
作品の「光の源」
紙芝居の「特性」を追求する
「演じる」
世界にはばたく紙芝居
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
12
松井紀子さんの紙芝居講座です。 紙芝居の演じ方にとどまらず、松井さんの紙芝居哲学をとても興味深く感じました。 外国へも紙芝居の普及活動も語られ、紙芝居の魅力をたっぷりと味わうことのできる入門書だと思います。2019/11/17
Midori Matsuoka
7
紙芝居を演じるなら必読!な入門書。とても丁寧にわかりやすく紙芝居の意義や演じ方が書かれている。 以前まついのりこさんのお話をうかがった時、紙芝居は外へ広がっていくもの、絵本は内へ入り込んでいくもの、とおっしゃっていたのがとても印象に残っていて、その感覚で実演してきた。この本でも絵本と紙芝居のちがいについて書かれていたけれど、お話されて記憶に残っていたことがよりクリアになった。2022/11/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
4
いつ購入したかは覚えてません。まついのりこさんのこの本で紙芝居を勉強し、現在松井エイコさんと交流があることにご縁を感じます。2018/02/19
のん@絵本童話専門
2
紙芝居入門として、とても分かりやすく、絵もふんだんに使われているのに内容も詳しいです。絵本と紙芝居の違いを理解すると、紙芝居の重要性に気付き、読み聞かせには紙芝居の方がふさわしいのではないかとまで思います。ほかの本でなんとなくしか理解できなかった概念が、こちらでより具体的に納得できる形で理解できるようになりました。紙芝居を抜くことで現実世界に出ていく、差し込むことで集中する、絵本では自分と言う個の存在を感じる、といったところです。大勢に読み聞かせする方は一度読んでみると面白いと思います!2021/04/08
tayata
1
私の紙芝居のバイブル。2025/03/05