あおのいえ

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784494020881
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

「あおくんちって、なんかふくざつだね」ぼくは、ともだちのおねえさんに言われたことを、しずさんに伝えた。しずさんは「そうね、人と人がいっしょにくらすって、ふくざつなことなのよ」といった。「つまり、かんたんじゃないってことね。かんたんじゃないことってわかりにくいでしょ」「ぼくんちは、わかりにくいってこと?」まあそうねと、しずさんはつぶやいた。「たぶん、クラスのほとんどの子のうちには、おとうさんとおかあさんがいるでしょ」「うん」「あおは、そうじゃない」??みんなとちがうって、いけないことなの? 
さまざまな家族のあり方を描き続ける、いとうみくの新作。

内容説明

ぼくんちは、みんなのうちとちょっとちがう。だけど、やっぱりぼくのうちは、ぼくんちだ。多様な家族をえがく、いとうみく最新作。

著者等紹介

いとうみく[イトウミク]
神奈川県生まれ。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞、『朔と明』(講談社)で第58回野間児童文芸賞、『きみひろくん』(くもん出版)で第31回ひろすけ童話賞、『つくしちゃんとおねえちゃん』(福音館書店)で第69回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『あしたの幸福』(理論社)で第10回河合隼雄物語賞、『ぼくんちのねこのはなし』(くもん出版)で第38回坪田譲治文学賞を受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人

丸山ゆき[マルヤマユキ]
東京都生まれ。あたたかみのある作風で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イカまりこ

10
そういうことか~と読んでいくとわかった。家族の在り方はそのお家次第だし、同じ家に住んでるからって同じ考えであるわけでもないと思う。みんな同じじゃなくてもいいってわざわざ思うのもどうなんだろうと考えてしまう。自分と違う境遇の人の話を聞いたら、へーそうなんだ。と、まず飲み込むようにしたい。そしてそのあとの感情を自分の中で持ち続ければいいんじゃないかな。いろんなパターンを知るのは図鑑埋めみたいである意味楽しそう。2025/06/15

鳩羽

3
あおは学校の帰りに捨て猫を見つけ、同居している「しずさん」と「なおくん」に飼いたいとお願いする。晴れて家族の一員となった子猫のまめたを見に、友達と友達のお姉さんが遊びに来て、あおの家族を「ふくざつ」だと言うが…。実の両親以外に養育されること、同性カップル、家事の分担、猫を飼える家と飼えない家があることなど、一年生のあおが理解し、また、理解できる範囲で、家族の多様性の一部分が描かれていた。対象が低学年までくらいなら、このくらいの情報・感情量が限度と思われる。漫画に似たイラストのページが理解を助けて良かった。2025/06/16

vodka

3
いとうみくさんの新刊ということで。多様性、トゲのないやさしいお話。2025/06/11

芦屋和音

2
小1のあおが猫を飼い始めたお話かと思ったら違った。自分のおうちのことを複雑だねって言われたらどんな気持ちになる?そもそも、人と人が一緒に暮らすこと自体複雑なこと。同じおうちなんてどこにもないんだよってことを、あたたかい絵と共に伝えてくれます。しかし、ペットを入れたことで論点がぼやけてしまった感はある。2025/06/15

小説大好き

2
あまり好きな作品ではありませんでしたが、「好きじゃない」と明言しづらいタイプの作品だとも思います。作品の根幹を成すイデオロギーが現代社会であまりにも正解とされるものなので、この作品を好きになれない人=差別的な人、と捉えられる可能性をはらんでいると思うのですよね。読者の自己防衛本能に無意識に働きかけるので、こういう作品は得てして大絶賛の声で埋まりがちなのですが、その読者の盲目的団結感も含めて私は苦手です。本作の欠点はペットと血縁とジェンダーを「多様性」というキーワードで緩やかに混同していることだと思います。2025/06/05

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