出版社内容情報
父親とうまくつきあえない少年、周一。級友とのあやういかかわりの中で心の成長をとげていく。 茨城県青少年のための優良図書推奨
内容説明
家族の中で、クラスで、おいつめられた周一と啓太は、ほんとうにわかりあえるのか。バスウドワの伝説、シキュロスの剣をキーワードに胸がしめつけられるようなストーリーが展開していく。少年の心の奥底までをするどくえがく泉啓子の新作。
著者等紹介
泉啓子［イズミケイコ］
デビュー作の『風の音をきかせてよ』（岩崎書店）で、日本児童文学者協会新人賞を受賞。学校や家族をテーマに、現代の子ども像を追いつづける
浅野隆広［アサノタカヒロ］
多摩美術大学２部絵画科在学中より、ＨＢスタジオ（デザインスタジオ）に所属。１９９７年よりフリーのイラストレーターとなる。ＨＢギャラリーにて個展開催。書籍の装画、さし絵、企業のＰＲ誌、新聞、雑誌等幅広く活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ねがい
1
夏休みの図書貸し出しで娘が借りて来た。おもしろかったよ、と言うので読んでみた。最後は前向きに終わったけど、終盤まではドロッと暗かった。2011/07/26
さも
0
自分の頃とは時代は違うが、その時考えていたこととは共通する。懐かしいし、そして、大人の都合で襲って来る残酷さと戦わなければならない現実。だから成長するし、賢くもなる。大人になる。2017/12/09
ゲシャン
0
暗い話だったような気がする…
