出版社内容情報
世界遺産に登録され、注目の高まっている古墳。古墳時代(一部飛鳥時代も含む)の日本各地の古墳を、テーマごとに紹介します。
「古墳のひろがりとヤマト政権」「渡来人の活躍」といった必須の学習内容でも、
「古墳の形」「埴輪や副葬品」などの発展学習でも、目的にそった箇所を探しやすく配置しています。
通して読めば古墳時代の全体像がつかめます。
基礎知識を冒頭にまとめたほか、古墳時代の生活がわかる遺跡、さらには外国の王墓との比較も掲載しています。
内容説明
古墳時代には、「前方後円墳」のような大きな古墳が、日本列島の各地に築かれました。前方後円墳は、ヤマト政権の首長(のちの大王、天皇)などが葬られた墓で、日本列島が国づくりにむけて歩んできた道をたどるのに、欠くことのできない遺跡です。この本では、全国各地の重要な古墳や埋葬遺跡を40遺跡紹介します。墳丘や埋葬施設、副葬品の写真とともに、その特徴やなぜ重要なのかを考えます。また、古墳を築いた人々の暮らしがわかる集落やまつりの遺跡などを6遺跡見て、古墳時代の全体像をとらえましょう。世界の6つの王墓と比較すると、日本の古墳の特徴も見えてきます。
目次
古墳の基礎知識
さまざまな古墳と埋葬の形を見てみよう(古墳のひろがりと変化;副葬品と埴輪で見る古墳;装飾古墳とさまざまな埋葬の形)
古墳時代の生活がわかる遺跡を見てみよう(集落と館;物づくりと米づくり;まつりの場)
著者等紹介
設楽博己[シタラヒロミ]
1956年群馬県生まれ。筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程(文化人類学専攻)単位取得退学。国立歴史民俗博物館考古研究部助教授、駒澤大学文学部教授、東京大学大学院人文社会系研究科考古学研究室教授を経て東京大学名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん@絵本童話専門
-
- 和書
- 「旅」復刻版