著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県生まれ。「ちいさいえりちゃん」で毎日童話新人賞最優秀賞、椋鳩十児童文学賞を受賞
佐竹美保[サタケミホ]
1957年富山県生まれ。雑誌「奇想天外」を皮切りに、SF・ファンタジー作品の挿絵画家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
万葉語り
41
ずっと前の作品なのですね。初読みでした。まるでロールプレイングゲームのように次々と冒険し、課題をクリアしても宝石が手に入るとは限らない。この先どうなるのか。児童書ですがワクワクします。2019-0882019/06/23
あゆみ
24
★★★★★ 悪の魔法使いサウードによって石に変えられてしまったシェーラザード国を救うため、お転婆で怪力の姫君シェーラと気弱な魔法使いの少年ファリードは伝説の魔法の杖を求めて七つの魔法の宝石を探す旅に出て、元泥棒の少年ハイルと出会い、最強の魔神ライラや空飛ぶ絨毯と魔法の地図を共に冒険を続け様々な出会いをしていく物語。元盗賊で現在は科学者とその助手のハッサンとアリ、生き別れた父親を探す錬金術師の少女ミリアム、登場人物の名前はよく覚えていたが物語の前半を結構忘れていたので懐かしくなりながら読了。2019/04/10
ミミネコ
16
村山早紀さんと佐竹美保さん!これは借りるしかないよね!といそいそと借りてくる。悪い魔法の呪いで石に変えられてしまった国を元に戻す為旅に出たシェーラ姫と、お供で魔法使いのファリード、元泥棒の孤児ハイル。魔法の絨毯、海賊シンドバッド、空飛ぶお城、ワクワクしかない一冊。子供の頃に読みたかった…と言う思いもあるが、今の年齢だから感じ取れる事も多い。シェーラもファリードもハイルも自分の子供のように感じてしまう。頑張れみんな!2021/01/29
Norico
15
かわいくて怪力のシェーラ姫と臆病で猫嫌いの魔法使いのファリード、元盗賊のハイルが、魔法の杖を目覚めさせるため、七つの魔法の宝石を探す。まさに王道の冒険ファンタジー。ハッサンやアリ、悪者のサウードもどこか憎めないし、色んな町で出会う人々も心優しい。空飛ぶ町の結末がよい方に意外でよかった2020/06/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
『うしなわれた秘宝』を先に読んでしまいシリーズが気になって…。愛蔵版が出ていたのでじっくり読むはずが…一気読みしてしまいました。お姫さま=ドレスなどのイメージはなく、怪力で、剣術に優れた、強いシェーラ姫。 幼なじみの気弱な魔法使い・ファリードとのギャップが、なんとも妙です。 道中倒れてしまったファリードを、シェーラがかついで歩くとか(笑)舞台が砂漠だったり。ファンタジーでありながらの冒険ものです。2019/09/01