出版社内容情報
鈴音丸は年神さまをまねくため神舞を舞うたいせつなお役目「神まねき」を頼まれます。
そこで、毎日、必死で練習に取り組みますが、緊張で失敗ばかり。
儀式で使う「八雲の鈴」を借りるため、龍の住む「水丹宮」にむかうと、あやまって龍の逆鱗にさわってしまい、大変なことに！
はたして、鈴音丸は、大役を果たすことができるのでしょうか。
長く愛されてきた「はんぴらり！」シリーズが、待望のリニューアル。
書き下ろしの「おまけのインタビュー」が加わり、登場人物たちの意外な一面やアイテムの詳細を知ることができます。
総ルビで絵も多く、中学年からぐんぐん読めます！
内容説明
鈴音丸は、大晦日の夜にたいせつなお役目をまかされることになり、大あわて！「はんぴらりのすずには、とてもできませぬ！」さあ、ぶじに「神まねき」をなしとげて、みんなで楽しく新年を迎えることができるでしょうか？大好評シリーズ第３巻！
著者等紹介
廣嶋玲子［ヒロシマレイコ］
神奈川県生まれ。２００５年、『水妖の森』（２００６年、岩崎書店より刊行）がジュニア冒険小説大賞を受賞
九猫あざみ［クビョウアザミ］
多摩美術大学デザイン科を卒業後、コミック、雑誌のイラストや、児童書の挿絵で幅広く活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こゆ
6
小4、一人読み。2023/06/02
Eri
4
娘小4図書館。 大晦日に神まねきをすることになった鈴音丸。 その緊張をやわらげようとする武の気持ちが優しい。どうしたって、失敗してしまうかもとあれこれ悩むことはあるけれども、天狐たちの「どれほどたいへんなことであっても、なんらかの楽しみをそのなかに見つけてしまえば、苦痛にはなりませぬ」p.102の言葉がよかった。 身じたくの場面はとても神秘的。2022/07/07
