出版社内容情報
たたたんたたたん。うみのそこを、列車が走ります。浦島太郎ものっています。たたたんたたたん、海に宇宙にそして最後は……あらあらどこへいくのでしょう。軽やかに時空を越えて、ダイナミックに列車が走ります。ロングセラー絵本『がたごとがたごと』から20年。あの列車が、20年ぶりに動き出します。
内容説明
シリーズ20周年!『がたごとがたごと』の続編。ふしぎな列車が走りだしますよ。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
30
おぉ電車が海へ〰️!と驚いたのも束の間、乗客にびっくり!!桃太郎が金太郎の熊にきびだんこをあげてたり、カッパが浦島太郎の大切な玉手箱を勝手に開けようとしてたり…車内は賑やかで楽しそう。え!空も飛んでるし〰️、遠回りは嬉しいなぁ。かぐや姫たちと一緒にお月見ならぬ地球見も何やら味わい深い。最後に巡るのはまさかの…!イラチな私は「おたがいに こわいかおしているのは つかれますなぁ」に激しく同意。笑2019/12/28
りーぶる
18
浦島太郎、金太郎、桃太郎に花咲かじいさん。乙姫様はおばあちゃんになっていて、娘は不思議そう。えんま様の向かいに座るドラキュラがまだ分からない様子。(3歳9か月)2020/04/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
このコンビは外さないですね!おばけでんしゃとかも。くりかえすリズムと、楽しい展開。昔話の登場人物がいたり、それを探したり色んな楽しみ方が出来る絵本です。 【SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう(乗り物 汽車・電車一般)】2019/12/20
バニラ風味
16
青い電車が、海の中へざぶん。その電車の中には、浦島太郎や、金太郎などが乗っています。電車は竜宮城の次は、七夕飾りを見ながら、月の都へ。かぐや姫やたぬきと、お月見です。その次は、なんと暗雲たれこめる中に入り、着いたのは地獄でした。閻魔さんに亡者に、意外なあの人も登場。昔ながらのお話の説明が、ちょっと必要かな。絵が大きくてわかりやすく、3歳の子には、好評。面白かったようです。 2023/09/16
ヒラP@ehon.gohon
16
海に潜ったり、宇宙に足をのばしたり、はたまた地獄を旅したり、脈絡もない列車の旅ですが、乗客を見ていると、いろんなお話が想像されて、なんとも味わいのある絵本です。 年をとった乙姫さまに代表されるように、思いもしなかった物語の登場人物の残念な姿に、感慨ひとしおです。2019/11/09