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出版社内容情報
村一ばんのけちで、とんでもないよくばりの男がいた。そこに、うつくしいむすめが、ひょっこりたずねてきたが……。
常光 徹[ツネミツ トオル]
著・文・その他
飯野 和好[イイノ カズヨシ]
イラスト
内容説明
村一ばんのけちで、とんでもないよくばりの男がいた。そこに、うつくしいむすめが、ひょっこりたずねてきたが…。めしはいっさい食いません。この家においてもらえませんか?ぞくっとこわい民話。
著者等紹介
常光徹[ツネミツトオル]
1948年高知県生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授。民俗学、子どもの本などの著作がある
飯野和好[イイノカズヨシ]
1947年埼玉県秩父生まれ。セツ・モードセミナーでイラストレーションを学ぶ。絵本に『みずくみに』(小峰書店、日本絵本賞)「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズ(福音館書店、小学館児童出版文化賞)など多数。股旅姿の読み語り講演で各地を廻り、人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
22
「食わず女房」も飯野さんが描くと、なんとも泥臭くて説得力を持ってくるように思います。 けちで欲張りの男のところに、都合よく飯を食わぬ女房がやって来るわけもないと思うのですが、やって来た女にはそれだけの訳がありました。 女房が正体を現す時の迫力は半端ではありません。 このお話が5月の節句に因んでいること、ショウブとヨモギの効能、他のお話にはない要素を兼ね備えて、とても重厚感をもった絵本です。2018/06/14
杏子
16
4年生に読み聞かせ。図書館の本だけど、借りたいと言ってきた子がいた。面白かったようです。よかった。昔話だけど、頭が裂けた怪物が出てくるから、おばけの絵本のように思われたのかも? 表紙におばけ×行事絵本と書いてあったし! やはり飯野和好さんの絵柄がいいから。強烈なインパクト。2018/05/25
どあら
15
図書館で借りて読了。飯野さんの絵だから、やまんばが迫力ありました!2018/09/24
ヒラP@ehon.gohon
12
Sカフェで演じました。2023/04/19
ヒラP@ehon.gohon
11
【再読】大人のための絵本2023/05/04