内容説明
ゆうくんは、毎日あたらしくなって、大きくなっていく。髪の毛やつめがのびて、ひふもかわる!
著者等紹介
細谷亮太[ホソヤリョウタ]
山形県生まれ。東北大学医学部卒業。聖路加国際病院副院長、小児総合医療センター長を経て、現在顧問。専門は小児がん、育児から小児のターミナルケアまで
長野ヒデ子[ナガノヒデコ]
愛媛県生まれ。1976年に『とうさんかあさん』(石風社)を出版以来、絵本と紙芝居の創作を行っている。絵本に『おかあさんがおかあさんになった日』(サンケイ児童出版文化賞)『せとうちたいこさんデパートいきタイ』(日本絵本賞)(いずれも童心社)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hideto-S@仮想書店 月舟書房
92
5歳の男の子、ゆうくん。まだまだ小さいけど、それでもお腹の中にいる時からは随分大きくなった。今のゆうくんは赤ちゃんの頃とはすっかりリニューアルされている。身体の隅々がリレーされて新しくなっているからだ。皮膚は毎日からだの中で作られ30日くらいで外に出てくる。髪の毛は30日で1センチほど伸び、手の爪は3ミリほど長くなる。同じに見えても毎日変わってる。名作『チャーリー・ブラウンなぜなんだい?』を訳した小児科医の細谷亮太氏が描いたからだの絵本。心も毎日新しくなっている……のかな?2016/04/16
Kawai Hideki
53
「日々新た」の言葉を思い起こさせる科学絵本。髪の毛や爪はどんどん伸びる。「切らずにいたらこんなになる」のイラストまでついてる。いつも同じに見える皮膚も、体の中で作られて、30日くらいで外に出てくる。一番外側の皮膚は、毎日、少しずつ入れ替わっている。体の中にある骨も、新しく作られていくうちに、身体が大きくなってくる。そして、歳をとると、新しくなる力は弱くなる。それでも、少しずつ少しずつ新しくなっている。こんなに入れ替わりが激しくても、私は私。そして、昨日と同じように見えても、今日は新たな私になっている。2017/01/14
ツキノ
9
「からだ だから すごい」の一冊。三男に読む。髪、爪は伸びる。ケガをしたり骨折したりしたてもなおる、という話。「病気は?」という三男。それはこの本のテーマではないのよ…また別のお話。2015/07/19
2時ママ
4
次女 5歳 独り読み。 2015/12/03
2時ママ
3
次女 5歳 独り読み。2015/12/07