内容説明
雑木林で、じっと目をこらす。全力で走っていって、あみをふる。大物がとれたときには、心の底からうれしい。採集のコツから標本のつくりかたまで、ていねいに解説。
目次
昆虫採集にいくまえに(昆虫採集の道具ともちもの;注意すること;道具のつかいかた ほか)
昆虫採集にいこう(カブトムシ・クワガタムシをとろう;いろいろな甲虫をとろう;甲虫のなかま(図鑑) ほか)
標本づくりに挑戦(チョウの標本づくり;甲虫の標本づくり;トンボの標本づくり ほか)
著者等紹介
今森光彦[イマモリミツヒコ]
1954年滋賀県生まれ。自然と人とのかかわりを「里山」という空間概念で追いながら、昆虫などの生きものや自然環境を幅広く取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
22
初心者向けの「How to 昆虫採集」的な本。道具の紹介と使い方、人気のあるカブト・クワガタ、チョウ、バッタ、トンボ、などの昆虫の取り方、そして標本の作り方。またコラム的に登場する「ポイント!」「今森メモ」という囲み記事がある。これがかなり楽しく読める。2023/08/06
たまきら
21
小さいころ、こういう情報がこういうフルカラー写真で紹介されていたらな、と思う反面、大人専用の図鑑を必死で読んでいた自分をきゅんきゅん思い出します。昆虫愛好家よ、永遠なれ。2016/10/28
ぷーきん
8
5歳から。昆虫採集や標本作りなどは専門的な部分もあるので、難しい部分は大人と一緒に。今森さんも本の中でも書かれていますが、昆虫採集は本当に経験や知識を必要とする“知的なあそび”この本を親子で読めば、親の方がハマってしまうかもしれません。それにしても、昆虫は美しい。表紙もそうですが、理路整然と並べられた標本を見ていると綺麗だなと素直に思ってしまいます。虫が苦手な子供が多い昨今。ジャポニカ学習帳の写真も昆虫が無くなって植物だけになったらしいですし、昆虫に触れ合う機会の1つとして、とても良い本です。2015/04/03
ハパナ
5
昆虫採集に必要な道具から始まり、各種昆虫別の捕り方やその殺し方。それに引き続き標本の作り方が写真付きで説明してあります。三角紙の事は知らなかったのですが、トンボや蝶々を持ち帰る際は便利ですね。羽の扱いが難しかったので、勉強になりました。2017/01/19
アズサ
2
トラップでバナナを使っていたことに興味を持っていた。4歳2024/07/06




