出版社内容情報
[図書館版]
母リスを殺されたバナーテイルは、農場のネコに育てられました。農場の納屋が火事でなくなり、とつぜん、ひとりぼっちで森にほうりだされたバナーテイルは、食べ物のこと、敵から身を守ることなど、ひとりで学びました。そうして冬を越し、シルバーグレイと恋をします!
巻頭には、図書館版だけのシートンによるカラーイラストの口絵付!
内容説明
親を殺され、農場のネコに育てられたハイイロリス―火事ですみかをうしなったバナーテイルは、母なる自然と本能から、森でのリスのくらしを学んでいきます。ある日、ふしぎな魅力のキノコをみつけ…。
著者等紹介
シートン,アーネスト・トンプソン[シートン,アーネストトンプソン]
1860年8月14日、イギリスの港町サウス・シールズに生まれる。1866年に家族といっしょにカナダの開拓農場に移住。大自然とそこに生きる野生動物を愛し、ナチュラリストになる夢を育んでいった。その後、ロンドンやパリで絵の専門教育を受け、カナダにもどってから動物物語をつぎつぎに発表した。1946年10月23日、アメリカのニューメキシコ州、サンタフェの自宅で没す
今泉吉晴[イマイズミヨシハル]
1940年東京生まれ。動物学者。山梨と岩手の山林に山小屋を建て、渓流を眺め、植物の手入れをしながら、森にくらすモグラ、野ネズミ、リス、ムササビなどの小哺乳類の観察、研究をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。