内容説明
「そうべえ」シリーズ最新刊。田島征彦×桂米朝「じごくのそうべえ」以来、33年ぶりコラボレーション。
著者等紹介
たじまゆきひこ[タジマユキヒコ]
田島征彦。1940年、大阪府堺市に生まれる。高知県で少年時代を過ごす。絵本に『祇園祭』(第6回世界絵本原画展金牌受賞)、『じごくのそうべえ』(第1回絵本にっぽん賞受賞、いずれも童心社)、『はじめてふったゆき』(竹内智恵子・共作/1989年ライプヒチ国際図書デザイン展銀賞受賞)、『てんにのぼったなまず』(第11回世界絵本原画展金牌受賞、いずれもブッキング)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
24
読み聞かせ(121)ふかを鮫と説明したり、言葉を補いつつ読みました。ただ物語を読むのではなく、『すごく大きい鮫だね』とか、言葉を足しつつ読んだ方が世界に入れそうです。2017/09/05
Lesen
20
ふかに魅入られたそうべえ達。ふかに追われて竜宮城へ。サメが迫力あり。浦島太郎も乙姫さまも出て来て、今回はなかなか楽しかったです。そうべえ達も大冒険。浦島太郎のその後はこんな感じだったのね。2014/05/09
anne@灯れ松明の火
19
仲良しのブロガーさんご紹介本。今日、他の作品を探していて偶然出会った。『じごくのそうべえ』大好きだった。随分昔、読み聞かせ講座に通った時にも、ちょっと練習したなあ。2冊めまでは持っているのだが、その後、チェックせず^^; 海の中でも、そうべえたちは相変わらず。それぞれの特技を上手に生かして、ちゃんと生き延びてしまう(笑) ブルーを貴重とした版画のような絵がとても美しい。落語らしく、オチもちゃんとあって、楽しかった♪2012/01/09
たーちゃん
17
息子は「サメだったんだねー」と小声で言っていました。2023/02/10
いろ
17
版画風の絵がすごくいい。迫力の構成,色鮮やかで,滲んでいる色は素敵で。お話共々ぐぐっと惹き込まれる。ふかから逃れる見開き,いきなり青ばかりで,ふか が立体的リアルに恐ろしく見え,おお~っとなる。会話だけの展開で分かりづらい時もあるが,案外8歳男児もしっかりついて来て楽しむ。「喝っ!」はページをめくる前に「来るぞ!」期待満々な表情で読み手の顔を見上げたり^^ 竜宮城の人達が実は…が「びっくり,怖いと思った」との事。浦島伝説の外伝チックなお話で面白い。最後はハッピーエンドだから,安心して楽しめた。2016/10/05