出版社内容情報
死んで地獄におちたそうべえたちは、策をこらしてとなりあわせの極楽へ。『じごくのそうべえ』姉妹編。 SLA選定/JLA選定
内容説明
地獄も極楽も、歌って踊れば、万事めでたし。『じごくのそうべえ』の姉妹編絵本。
著者等紹介
田島征彦[タジマユキヒコ]
1940年生まれ。高知県出身。絵本に『祇園祭』(第6回世界絵本原画展金牌受賞)、『じごくのそうべえ』(第1回絵本にっぽん賞受賞)、『はじめてふったゆき』(竹内智恵子・共作/1989年ライプチヒ国際図書デザイン展銀賞受賞)、『てんにのぼったなまず』(第11回世界絵本原画展金牌受賞)など。兵庫県在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
70
「じごくのそうべえ」の続編。またまた地獄へ、そしてさらに極楽にもいくことになった軽業師のそうべえ、山伏のふっかい、医者のちくあん。相変わらずのやりたい放題。そして新たに絵描きのゆきえもんも加わっての賑やかなラスト。面白いこと・楽しいことが大好きな様子にワクワクして、読んでると元気になるなあ。2021/06/19
Smileえっちゃん
50
以前読んだ「じこくのそうべえ」が面白く借りてきた図書館本。関西弁でテンポが良い。軽業師のそうべえ、山伏のふっかい、藪医者のちくあんが閻魔さまによって、糞尿地獄に落とされたが閻魔さまも落ちてしまった。今回は極楽にも行けました。絵描きのゆきべえさんも登場(本人?)地獄極楽は隣り合わせ・・・地獄極楽は楽しいところらしいですね~2023/05/29
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
50
「じごくのそうべえ」の続編。続編があるとは知らなかった。地獄へ落ちても、知恵を絞って極楽へ。あとは地獄、極楽かまわずしっちゃかめっちゃかの大宴会。地獄の糞尿地獄も嫌だけど、極楽の修行(?)も大変。2021/03/23
yamatoshiuruhashi
43
じごくのそうべえの姉妹編。地獄と極楽は隣り合わせ。面白いねぇ。2021/12/25
ひらけん
27
極楽のあみださんをこんなにユーモアに書いて、ちょっと馬鹿にしてないか。でも、地獄も極楽も色んな掟や規則があるのかな。働いたらあかんとか、あみださんを綺麗に描かないと牢屋に入れられるとか。いやいや、あみださんはそこまで器の小さい人なんやろかって思ってしまったよ。一番笑ったのは、山伏が櫓から落ちて、手遅れになる前に連れてこいと言われてもな。落ちる前に連れて来いなんか、無茶にもほどがあるよ。酔った閻魔さまとあみださま。地獄も極楽も、案外、同じ様な所なのかなと勘違いしてしまいそうでした。これも絵本の面白さかな2021/06/06