出版社内容情報
新入園生のみゆきちゃんは、ないてばかりいます。でも、うさぎややぎもいて、だんだんなれてきます。 SLA選定/JLA選定/中央児童福祉審議会推薦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
236
長崎源之助・文、西村繁男・絵。入園式の日からずっと幼稚園に馴染めないみゆきちゃんの1年を描く。もちろん、ハッピーエンドである。文と内容もそうなのだが、描かれている絵の情景の古さに驚く。1983年の出版であるにもかかわらず、ここにあるのは1950年代半ば、日本が高度成長を迎えようとしていた時代よりもさらに以前の光景である。画家のノスタルジーがこれを描かせたのだろうか。この人が幼年期を送ったのがちょうどそのくらいだ。幼稚園の建物からしてレトロ感にあふれている。子どもたちの服はもう少し後のものだが、⇒2025/06/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
今年も保育所の入所式は、来賓は控えることになったので残念です。おはなし会もまだダメでしょうね…。いつかのために選書。2021/03/29
みっくす
18
幼稚園が嫌で泣いてばかりのみゆきちゃん。少しずつ慣れて楽しめるようになって一年経つと随分しっかりお姉さんになりました。5歳息子は気に入って何度も読みました。ヤギやウサギのいるし遊具も立派な幼稚園でうらやましい。お泊まり保育も楽しそうなので、息子にも経験させてあげたかったなぁ。2016/06/30
たーちゃん
14
息子も泣きながら幼稚園バスに乗っていたのを思い出しました。その息子も年長さんとして年中さんや年少さんと関わっている姿を見るだけで胸が熱くなります。2023/11/18
いっちゃん
10
まさに、これが成長やネ、みゆきちゃん。2016/09/20