出版社内容情報
シェーラたち三人が、海辺の町で出会った少女は、人魚姫のアイシャでした。アイシャは連れ去られた兄をさがしていたのです…。
内容説明
怪力のかわいいおひめさまシェーラ、気のよわい魔法つかいの男の子ファリード、そして、どろぼうの親分であった少年ハイル。三人は「海辺の王国」の市場で、人魚の少女アイシャをすくいます。王国の権力をねらう大臣親子とたたかい、ゆくえ不明のアイシャの兄をさがしますが…。「シェーラひめのぼうけん」シリーズ第六作。
著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県に生まれる。ストーリーテラーの名手として、つぎつぎに作品を発表しつづけている。作品に、『ちいさいえりちゃん』(あかね書房/椋鳩十児童文学賞)
佐竹美保[サタケミホ]
1957年富山県に生まれる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sumireno
2
人魚のアイシャちゃんがハイルの妹だってことをすっかり忘れていた。ハイル好きだったなあ。読み返すのって楽しい。2014/03/23
はなくま
2
『もしあなたが傷ついたのなら、だれかを傷つけてはだめなの!』シェーラの言葉が心に染みた。彼の憎しみの心ごと抱きしめて叫ぶシェーラは誰よりも強く見えた。2012/05/26
めぐみこ
1
ついにハイルにも「帰る場所」ができた。両親・祖父・妹にも出逢え喜ばしい。アイシャが絵も性格も可愛く、優しく、そして芯が強く素敵な女の子だった。サウードがどんどん良い人になっていってて、いいことなんだろうけど、ちょっぴり残念な気もしてしまった。2012/01/21
森田
0
大好き