出版社内容情報
いま、ぼくがいるところはどこ? 小さな自分の場所から、だんだん宇宙へと広がる科学の絵本。
内容説明
わたしたちは、無限という宇宙空間と時間の流れの中に生きているといいます。そうした大きな、広い、長い中での存在というもの、それを認識するということは、とてもむずかしいことですし、大切なことであると考えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
75
うちのにわ,うちはまちのなか,まちはたかいタワーのあるおおきなまちのとなり,ふじさんがみえるところ,にほんのくに,たいへいようにある,地球、つきが回る、たいよう,ぎんがけい,だいうちゅう。あとがきに「きりなし絵」で気付いたようなもの,宇宙、無限の説明あり。2013/09/19
♪みどりpiyopiyo♪
37
かこさとしさんの科学絵本を読みました。ぼくが今居るのはどこでしょう? ■科学絵本を沢山読んでいると「zoom系の絵本」という一大ジャンルがあるんじゃないかと感じます。zoom in、zoom out、どっちも楽しい♪ ■何冊か読んでみて、この本ほど遥か遠くまでzoomする絵本は初めてです。これまで読んだ中で一番広い世界を見せてくれました。■この本は幼稚園〜低学年くらいの子にもイメージしやすいんじゃないかな。楽しいから読んでみて ✩⡱ (原案1968年。改訂版1988年)2019/10/05
詩 音像(utaotozo)
25
市図書館の読書会で紹介されて知った一冊。 大好きな、1996年ロバート・ゼメキス監督の映画『コンタクト』の冒頭部がそのまま絵本になったような構成で、出会った時は本当に驚いた。1988年改版前の初版は1968年だから、本書の方が30年近く早い。 瞳のアップから、銀河群俯瞰までの一大プルバック。 宇宙の中の自分の位置、小さな個が構成する大宇宙をわかりやす解く良書。 『コンタクト』のサントラから「エンドクレジット」にのせて朗読してみたら、これが驚くほど見事にハマる。 29日、市図書館おはなし会で読み語り予定。 2018/04/25
りなお
23
図書館本。読み聞かせ。太陽系あたりまでは「知ってる!」を連呼していた長男。宇宙あたりで「そうなんだ〜」となりました。最初から最後まで、くいつきが良かったです。2021/02/07
acesmile@灯れ松明の火
23
図書館で発見。かこさとしかがくの本。こんなシリーズがあったなんて知りませんでした(かこさんは存じていましたが)。次男が来年小学生に上がるので、そろそろいわゆる絵本絵本したものから世の中の仕組みが少しずつ分かる本で、子供の興味をそそれる物が欲しいなぁと思っていた所だったのです。普通の絵本が子供版の小説だとしたら、これは子供版新書にあたると思います。自分のいる場所を鳥俯瞰的に見ることはTVが発達した現在では幼稚園生にも理解できるらしく、うちの子は非常に興味津々でした。シリーズ内の他の巻も見てみようと思います。2011/11/14