出版社内容情報
おかあさんは期待と不安の中、はじめて赤ちゃんを生んだ日、おかあさんに。
SLA選定/JLA選定/第41回サンケイ児童出版文化賞/第4回けんぶち絵本の里びばからす賞
内容説明
期待と不安のなかではじめてのあかちゃんを出産。病院での1日をあたたかく感動的に描く絵本。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
49
読み聞かせ(344)これ、読み聞かせをしている私が泣きそうになります。子供たちは、どちらかというと、お母さんが息んでる顔に反応してました。導入の仕方に検討の余地ありです。2015/02/27
かおりんご
37
読み聞かせ(92)こどもリクエスト。これって、大人が読む方がグッと来る。生まれた喜びというのかな?2016/06/22
たーちゃん
35
一緒に絵本を読みながら「○○くんが生まれてくる時はね」と、話しながら読みました。息子も「お母さんのお腹に○○くんはいたの?」「お腹にいた時の写真見たーい」(産院で撮った4Dの映像のこと)と言っていました。息子よ、私をあなたのお母さんにしてくれてありがとう。2020/10/29
みっくす
31
『予定日になってもなかなか出てこないので入院』。冒頭で、おぉお私のときと一緒だーと思いながら、懐かしく読みました。子供の誕生日は、母親がお母さんになった記念日。読み聞かせてしてあげると、子供はお母さんの愛情をたっぷり感じてくれるんじゃないかな。そんな優しい絵本でした。また息子の誕生日にでも読んであげよう。2015/09/09
anne@灯れ松明の火
27
講演会で、作家さん読み聞かせ。アーサー・ビナードさんが英訳版をつくってくれたそうだ。日本・韓国では「おぎゃあ」という産声があるけれど、他の国ではないと聞いたとのこと。泣き声をひとくくりでなく、産声を区別している日本語っていいな。「子どもは生まれてくる話が好き。望まれて生まれてきたかを確認したいのだ。だから、何度も何度も読みたい。そして、それは生きる力になる」20年以上経っても、読み継がれていることに納得。そして、「絵本は、作家、絵描きだけでなく、編集者がいて出来る」という話にも感心。2017/02/19