出版社内容情報
「びりびり」って、なんだろう? そう、紙がやぶれる音! びりびり、びりびりびりびり、びりりりり……やぶってみたら、ぴっ、ぷっ、ぱっ、にょろり、ぴょん、ぱかっ。ページをめくって親子でにっこり。そして、ラストは思わず手が出ちゃう、意外な展開に!
色紙をびりびりっとやぶって、できた形から見えてくる、さまざまなものたち。いきいきと豊かな表情で、いのちを吹きこまれたかのように楽しそう。絵本を読んだあとは、身近にある紙をつかって実際にびりびりしてみたり……親子で楽しく自由な遊びに広がる絵本です。
内容説明
やぶってみたらなんだろう?ページをめくって親子でにっこり!さいごに、おもわず手がのびる?
著者等紹介
中新井純子[ナカアライジュンコ]
京都市立芸術大学大学院美術科修了。イラストレーターのほか、こどもアトリエスタッフなどにも携わる。絵本に『しろしろのさんぽ』(BL出版/ニッサン童話と絵本のグランプリ大賞受賞作)第16回日本絵本賞大賞を受賞した『ものすごくおおきなプリンのうえで』(二宮由紀子・文/教育画劇)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
249
中新井純子・作。この人は日本絵本大賞他を受賞しているイラストレーター出身の絵本作家。お話というものはなく、各ページに「びりびり」や「ぴっ」などのオノマトペのみ。絵も、絵というよりはイラスト。色彩もフォルムもいたってシンプル。その分インパクトはいたって強い。幼児向けだろうが、読み聞かせに繰り返し登場し、長く愛好されるのではないだろうか。2024/09/18
たーちゃん
24
紙をビリビリするの楽しいですよね。息子は最近家にある虫のオモチャに餌をあげると言っては、折り紙をビリビリ破いて餌にしています。2021/09/27
anne@灯れ松明の火
22
きっかけは忘れたが、おはなし会で使えそうだなあと気になっていた。地元は貸出中で、隣市予約。色紙をびりびりと破るイメージの絵。そこからの変身! たとえば、表紙は、赤い三角形の色紙の下に切れ目が入って、タコ! 変身した時の擬音も楽しい。ワークショップとセットにしたら、盛り上がるだろう。2021/12/21
み
13
紙をびりびり破いて目をつける。途端に生き物に早替わり!題材によっては図工の導入にも使えそうな絵本。面白い。これ読んで家で工作したがったら楽しそう。2024/03/15
入院中の雨巫女。
13
《本屋》擬音と紙の楽しいコラボ。2021/06/16