出版社内容情報
絵の中の列車が谷ぞこへ落ちた次の日、列車が落ちたとテレビのニュースが! 乗り物の話を15編収録。 SLA選定/JLA選定
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
102
図書館本。 黒猫様のゲンタの話が悲しかった…。母の死、ゲンタの死…看取るのはどちらにするか…悲しい決断です。2019/01/30
へくとぱすかる
51
「幽霊列車レストランのできたわけ」を思うと、解説のとおり、生きている人間のほうが怖いだろう。幽霊ものが好かれているのは、こういう物語の中では、それなりに切実さやユーモアも感じさせてくれるから、ということらしい。「ふしぎな絵」は、有名な列車事故に取材したものだろう。挿絵もそれらしく描かれている。「もうひとり、おのりになれますよ」とは、何と怖いセリフだろう。うっかり乗ったら……。「雨の夜のヒッチハイカー」は異伝多数。時と場所を変えて、いつまでも語り継がれるパターンだろうなぁ。2021/06/22
瑪瑙(サードニックス)
48
ぞっとするお話、ちょっと切ないお話、正体が分かれば笑えるお話、日常の怖さを表したお話など、よく耳にする怪談噺に近いものも。外国でも日本でも同じようなシチュエーションのお話があるものですね。3巻と違って残酷なお話よりもより怪談に近いお話が多かったです。2018/05/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
怪談レストランシリーズ。列車だけでなく、様々な乗り物にまつわる怖いおはなし12話。久しぶりに手にしたシリーズ、恐怖というよりゾクッとした怖さでした。2021/12/31
白雪ちょこ
12
内容ももちろんだが、表紙のインパクトがとてもすごかったので、よく覚えている。 このレストランシリーズでは、怖い話はもちろんだが、切なくなるような悲しい気持ちになるような話も詰め込まれているため、結構好き。 幽霊列車と聞くと、有名な赤川次郎さんも思い出してしまうが、それとはもちろん全く別物。
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