出版社内容情報
ろくろっくびや大入道のすむ家にひっこしてきた、おじいさん。あべこべに、ばけものをこき使います。 中央児童福祉審議会推薦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
247
せな けいこ・作。ひとづかいも、ばけものづかいも荒い、おじいさんのお話。着想、および構成は、三次市(広島県)に伝わる江戸期の怪談『稲生物怪録』によく似ている。絵は貼り絵の技法を用いているが、個々のお化けがくっきりと際立つなど、なかなか上手く機能しているようだ。表情も実に豊か。お化けの絵本だが、これなら小さな子相手の読み聞かせでも、泣いたりはしないのじゃないかな。読み手も聞き手も安心。2025/07/29
かおりんご
41
読み聞かせ(194)保護者による読み聞かせ。おじいさんの人使い(お化けづかい?)の荒さに、思わず笑っていました。2015/10/27
ヒラP@ehon.gohon
39
人使いのあらいおじいさんのお話です。 あまりの人使いの荒さに使用人が出て行ってしまいました。 物事に動じないこのおじいさん、家賃の安いおばけ屋敷に引越したけれど、おばけに次々と用を言いつけます。 ひょっとしたら、一人では何もできないおじいさんなんじゃないかなぁ。 せなけいこさんの、怖くないおばけ話です。 見たことのある紙で作った貼り絵に心が和みました。2021/08/09
山田太郎
39
けっこう難しい気もするが、もうすぐ4歳の娘は気に入ってる。じーさんすげぇ、気合入ってると単純に思った。2013/05/12
たーちゃん
26
ひとづかいも、ばけものづかいも荒い人。息子は「おばけも逃げたね」と笑っていました。2022/06/20