出版社内容情報
むかし、ちいさなねこがいた。ねずみにまでばかにされて、「くやしいなあ」と思っていたら、ばけねこの話をしって…。かわいいおばけの絵本。 SLA選定
内容説明
からだをきたえておどりのけいこ。しっぽが2ほんになったなら。
著者等紹介
せなけいこ[セナケイコ]
東京に生まれる。武井武雄氏に師事。児童出版美術家連盟会員。『いやだいやだの絵本』(福音館書店)によりサンケイ児童出版文化賞受賞
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
64
犬にいじめられ、ネズミにもバカにされて悔しがっていたネコが、みんなが恐れる化け猫になりたいと、化け猫の勉強を始めるお話。しかし、化け猫になる方法を知っている仲間がいないので、とりあえず直接、化け猫に会おうと墓場に行ってみる。ところが、そこでは足を盗まれた幽霊が泣いていた。ネコは犯人を捕まえるのに協力し、そのお礼に幽霊から化け猫に口利きをしてもらう。化け猫の親分からもらった手紙を読んで、化け猫修行に励むネコだが…。ネタ元は「幽霊の留守は冥土に足ばかり」という江戸時代の川柳。あれ?結局化け猫関係なかったね…。2017/01/11
かおりんご
45
絵本。化け猫になりたくて、特訓するところがかわいい。早く化け猫になれるといいね。2015/01/26
山田太郎
33
娘はほんとうにせなけいこが好きです。というかおばけが好きなのかな。2012/10/26
みずたま
30
化け猫になりたくて勉強する猫が健気で可愛い。最後の手紙が良いです。 幽霊に足がない理由が、ちょっと意外でした(笑)2015/06/03
たーちゃん
29
息子は「あっ!これゆうれいさんの足じゃない!?」と分かった様子。ねこちゃんは化け猫になれたのかな。2021/10/24