出版社内容情報
「イノベーション研究の20年」を特集。20年を振り返り、今後の20年に向けて取り組むべき課題を10の分野から探る。特集は「イノベーション研究 これからの20年」。これからのイノベーション研究は何がテーマなのか。1997年創設の一橋大学イノベーション研究センターの20周年記念特大号として、同センターのメンバー11名が結集。「日本の失われた20年」を振り返りつつ、未来に向けて挑むべきテーマをさまざまな角度から論じる。特別対談は、センター創設時のメンバーであり、「知識創造理論」で世界的にも著名な経営学者である野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)と本誌編集長の米倉誠一郎氏(一橋大学教授)。ビジネス・ケースは、LCC(ローコストキャリア)のPeach Aviationと、北海道の夕張。マネジメント・フォーラム(経営者インタビュー)では、東洋紡の坂元龍三会長。繊維の名門企業が構造転換を遂げたストーリーを語る。
[特集]イノベーション研究 これからの20年
循環型経済のためのイノベーション(ジョエル・ベーカー・マレン)
顧客価値の暗黙化(延岡健太郎)
デジタル技術の進歩がもたらした産業変化(青島矢一)
イノベーションを見る眼(軽部大)
ネットワークは何のために?(西口敏宏)
企業の新陳代謝とクレイジー・アントルプルヌアの輩出(米倉誠一郎)
イノベーションにおけるインセンティブの役割(大山睦)
加速するイノベーションと手近な果実(清水洋)
政府が行うべきイノベーション支援(江藤学)
特許制度改革(岡田吉美)
標準必須特許の諸問題について(カン・ビョンウ)
[特別対談]
野中郁次郎(一橋大学名誉教授) vs. 米倉誠一郎(一橋大学教授)
[マネジメント・フォーラム]
坂元龍三(東洋紡株式会社 代表取締役会長)
[ビジネス・ケース]
夕張――地域の再生と企業
Peach Aviation――コーポレートベンチャリングによる日本版LCCの創出
[連載]
ビジネスモデルを創造する発想法 第3回(井上達彦)
クリエイティビティの経営学 第2回(稲水伸行)
一橋大学イノベーション研究センター[ヒトツバシダイガクイノベーションケンキュウセンター]
一橋大学イノベーション研究センター(ヒトツバシダイガクイノベーションケンキュウセンター)
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