出版社内容情報
経済活動の拡大に伴って生じる市場の失敗、公共部門の役割と限界、政府の失敗、都市問題、地球環境問題等について、基本的考え方、対策を提起する初級テキスト。
内容説明
本書は、近年、急速に重要性を増しつつある公共経済学の理論を、現実に生じている大きなテーマにも言及しながらわかりやすく解説した。
目次
第1部 市場の失敗(価格機構と資源配分;価格機構の不完全性;外部性;公共財の理論)
第2部 政府の最適化行動(公共部門の範囲;最適課税と公共料金;公債と資源配分)
第3部 政府の失敗(投票と集合的意思決定;代議制民主主義の経済理論;官僚制)
第4部 応用公共経済学(都市の公共政策;地球環境と温暖化防止;規制と規制緩和)