出版社内容情報
日本が高度成長を始めた昭和30年代半ばから石油危機の荒波をかぶり成長軌道を修正した40年代末までの、国際化を進める日本の様相を、国際金融行政の現場から描く。
内容説明
1ドル360円を維持しつつ貿易・為替の自由化を進めた30年代半ばより、資本の自由化、さらに円切上げ、フロート制への移行と、劇的な展開をみせた40年代末までの国際金融の全容。
目次
第2章 高度成長の開始と貿易・為替自由化―昭和34~39年
第3章 高度成長の展開と資本自由化―昭和40~45年
第4章 成長軌道の修正と変動相場制への移行―昭和45~49年