世界恐慌と英米における諸政策―1931~39年の諸活動

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世界恐慌と英米における諸政策―1931~39年の諸活動

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  • サイズ A5判/ページ数 717,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492813294
  • NDC分類 331.74
  • Cコード C3333

出版社内容情報

『貨幣論』『一般理論』という主要著作が刊行された1930年代の諸活動を集成。金本位制、世界恐慌へのケインズの対応を示す。

ケインズは、自由放任主義を否定したうえで、1930年代をとおして理論を展開・発展・体系化させてきた。それが1930年代には、主要著作『貨幣論』『雇用・利子および貨幣の一般理論』として結実している。
本書は、1931年から39年のケインズの諸活動のうち、世界恐慌とそれをめぐる英米の政策にかんするケインズの活動についてまとめた1冊。
「農業は滅びるままにほっておこう――という自由貿易主義者はいるだろうか。」(『関税についての賛否両論』原書209頁)など、保護貿易主義と対比しながら自由貿易主義を語るなど、現在にも通じるグローバリゼーション論争にも通じる諸活動の記録。
第1章「通貨問題」では英国の金本位制離脱以降の金融政策
第2章「低金利、賢明な支出と繁栄への道」では、英国スターリングの関する低金利政策と為替政策
第3章「世界経済会議」では、第一次大戦後の賠償・戦債問題の議論をめぐっての活動
第4章「ニューディール」では、米国の政策をめぐる議論
第5章「一般理論の合間での休止」では、『一般理論』刊行の合間のその他のケインズの活動
第6章「不況と再軍備」では、不況回復に重要な役割を果たした英国の住宅建設問題と、再軍備問題の広がりなどの世界に広がりつつあった暗影の問題
第7章「戦争に向けて」では、チェコスロバキア問題や、英チェンバレンと独ヒトラーのミュンヘン協定の問題をめぐるケインズの活動
などが、ケインズの周辺人物との書簡を通じて描かれている

『ケインズ全集』日本語版への序文
凡例
全巻の序文
編集者の覚え書

第1章 通貨問題
第2章 低金利、賢明な支出と繁栄への道
第3章 世界経済会議
第4章 ニューディール
第5章 一般理論の合間での休止
第6章 不況と再軍備
第7章 戦争に向けて

本巻に再録された文書
謝辞
訳者あとがき
索引  

【著者紹介】
ジョン・メイナード・ケインズ

内容説明

『貨幣論』『一般理論』が発刊された1930年代のケインズの多彩な諸活動の記録。「農業は滅びるままにほっておこう―という自由貿易主義者はいるだろうか」(『関税についての賛否両論』原書209頁)をはじめ、保護貿易主義と対比しながら自由貿易主義を語るなど、自由放任主義を否定したうえで展開されるケインズの議論は、現在のグローバリゼーション論争に通じている。

目次

第1章 通貨問題
第2章 低金利、賢明な支出と繁栄への道
第3章 世界経済会議
第4章 ニューディール
第5章 一般理論の合間での小休止
第6章 不況と再軍備
第7章 戦争に向けて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

64
やっとケインズ全集の第20回配本の21巻が出版されました。全30巻で1978年から日本語訳が出版されていますが、久しぶりに20回配本が出されました。あと10巻残っています。この巻では1930年代にケインズが書いた評論が中心で、通貨問題、ニューディール、戦争に向けてというような当時の経済状況について論じたもので経済史的な感覚で読むといいのかもしれません。ほとんど主要な著作は訳されているので、コストとの兼ね合いで出版するのが大変なのでしょう。2015/07/30

かんちゃん

2
第2章「低金利、賢明な支出と繁栄への道」と第3章「世界経済会議」以外は飛ばし読み。数年前から政府関係文書に頻出ワイズスペンディングについて、「ケインズが言った」以外の説明がない。第2章はタイトルにそのワードが登場する。ただ、読んでいる限りは、国家による積極的な財政出動によって社会全体での支出を上げ、それにより雇用水準を確保すべき、と、最近見かける「重点化すべき歳出と抑制すべき歳出のメリハリやアウトソーシングによる経費節減」とは違うニュアンスのような気がする(より適切な引用文献があれば教えてください)。2017/11/04

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