出版社内容情報
19世紀前半の「通貨論争」における銀行学派の代表的著作であり、金融論、恐慌論、経済学史研究の必読文献。本巻で扱う期間は穀物法撤廃から新事態の展開をみた1848~56年。
目次
第3編 1843年から現時にいたるまでの、連合王国および諸外国における鉄道建設の進展について―1845~50年の大規模な鉄道投資の効果について―および、諸商品の供給と消費したがってその価格におよぼす鉄道輸送の作用について
第4編 1820年から現時にいたるまで、わが国の商業立法にたいして自由貿易の諸原理が累次的に適用されてきたことについて―このことが一般物価におよぼした効果について―および、諸外国とくにフランスにおける自由貿易の進展について
第5編 1844~56年の期間中のイングランド銀行の運営ならびに政策について―とくに1844年のイングランド銀行特許法の作用に関連して
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- 和書
- 小指のいたみ 文春文庫