地球温暖化は止まらない―地球は1500年の気候周期を語物る

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  • サイズ B6判/ページ数 394,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492800782
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C3036

出版社内容情報

地球の気候には1500年の周期があること、また現在の温暖化はその周期にかかわるもので、人間の活動は大した影響力を持たないことを示す。昨今の温暖化論議の通説を覆す衝撃の書。

内容説明

温暖化は人類のせいじゃない。膨大な研究成果を活用して、大胆かつ説得的なシナリオを提示した、衝撃の全米ベストセラー。

目次

人類は地球温暖化論争で負けつつあるのか?
一五〇〇年周期はこうして見つかった
温室効果理論は穴だらけ
根拠のない恐怖―海面は上昇し、洪水と破壊をもたらす
地球の気候を変える条約―かどうか
根拠のない恐怖―一〇〇万の野生種が永遠に失われる
人類史上の温暖化と寒冷化
根拠のない恐怖―温暖化が飢饉、干ばつ、荒れ地をもたらす
地球は過去の気候周期を物語る
根拠のない恐怖―さらに激しい暴風雨の増加
地球気象モデルはどこまで信用できるのか?
根拠のない恐怖―突然の地球寒冷化
太陽と気候の結びつき
根拠のない恐怖―温暖化で何百万人も死亡
未来のエネルギー―再生可能エネルギーはあてになるか?
京都議定書の最終的な失敗

著者等紹介

シンガー,S.フレッド[シンガー,S.フレッド][Singer,S.Fred]
気候物理学者。気候、エネルギー、環境問題に関する研究で国際的に知られる。オハイオ州立大学を卒業し、プリンストン大学で物理学博士号を取得。ヴァージニア大学環境科学終身教授であり、現在はジョージ・メイソン大学で特別研究教授も務める。また1990年に創設した非営利政策研究団体である科学・環境政策プロジェクトの長も務める。マイアミ大学の環境惑星科学学部の創設学部長であり、アメリカ国立気象衛星サービスの初代長官を務め、アメリカ大洋・気象・諮問評議会の副委員長も5年務めた。ヴァージニア州アーリントン近くのクリスタルシティに住む

エイヴァリー,デニス・T.[エイヴァリー,デニスT.][Avery,Dennis T.]
1989年以来、ハドソン研究所のシニアフェローを務める。それ以前はアメリカ国務省のシニアアナリスト(1980~88年)であり、在任中の1983年には全米諜報業績メダルを受賞している。またアメリカ農務省や、アメリカ先物取引委員会から卓越した成果に与えられる賞を受賞している。現在、全米の新聞に配信される週刊コラムを執筆している。その著述は『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『フォーチュン』ほか数十ものメディアに掲載された。妻アンとともに、ヴァージニア州シェナンドー峡谷の小さな農場で暮らしている

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで、広範な分野での翻訳と執筆活動を行う

守岡桜[モリオカサクラ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Skywriter

0
現代の温暖化は地球が何十万年と繰り返してきた1500年サイクルに原因があると、膨大な証拠から説いている。内容は説得力があり、温暖化した時代についても纏められているのが魅力。2009/07/28

muku

0
★★★2009/02/07

おだまん

0
地球温暖化は、人為的なものではなく、確かにそれはそれで1説あり、理解できる。しかし、だからといって人間活動のエントロピーの増大を野放しにするべきではない。温暖化とは違う観点からも考えなくてはいけないのではないかしら。そのあたりはエコな立場の考え方も同じですが。2008/05/29

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