出版社内容情報
ジャスト・イン・タイム物流、多頻度小口輸送など、情報技術革新に伴って物流に構造変化が起きている。生産者と消費者を結ぶ物流革新とシステム化の方向を展望。
内容説明
ジャスト・イン・タイム物流、多頻度小口配送の展開、国際物流の活発化など、物流分野では、いま大きな構造変化が起こっている。販売に付随し、輸送や保管に機能が限定されていた従来型の物流から、生産者と消費者を結ぶ流通システムへの変質である。こうした流れのなかで、メーカー、卸売業、小売業、消費者の関係はどのように変化していくのか。POS、EOSに代表される情報技術進歩とネットワーク化は、物流業界にどのような革新をもたらすのか。本書は、このような流通システムの変貌の方向をさぐり、トータルなロジスティクス・マネジメントの姿を展望する。
目次
1 総論(流通の概況と物流問題;新たな物流要請への対応;物流革新と流通システムの変化;21世紀に向けた物流革新の方向と流通システム化)
2 各論(物流問題の現状―メーカーを中心として;物流コスト問題と取引条件;物流システムの類型化;物流システムと情報ネットワーク化の連結;流通における競争促進政策の評価;21世紀に向けた課題)
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