日本の食料戦略と商社

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492780312
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C3033

内容説明

グローバル調達の時代、「食の安定供給」は商社が導く。

目次

序章 商社と食の安定供給
第1章 食料高騰はなぜ起こるのか
第2章 食料争奪は起こるのか―2050年の食料需給を予測する(食料需給の構造変化;主要食料の需給推計)
第3章 日本の農業と食料安全保障(日本の農業の現状と課題;食料安全保障と食料自給率の向上;拡大する海外調達)
第4章 商社の役割と食料戦略(商社の役割;商社の食料戦略)

著者等紹介

川島博之[カワシマヒロユキ]
東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。1953年東京都生まれ。1977年東京水産大学卒業、1983年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得の上退学(工学博士)。東京大学生産技術研究所助手、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、ロンドン大学客員研究員などを経て、現職

美甘哲秀[ミカモテツヒデ]
丸紅株式会社経済研究所副所長。1955年東京都生まれ。1979年一橋大学社会学部卒業、同年丸紅株式会社入社。1981年貿易研修センター出向。1989年日本経済研究センター出向。2003年丸紅米国会社ワシントン事務所長。2008年より現職。内外マクロ経済、資源問題の調査・分析を主要な業務とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙魚

2
近年起きている食料危機は食料不足によるものではなく、投機が原因であることが述べられている。まだ食料市場には発展の余地があることや、その中で日本にどういうオプションがあるのかがわかる。最後の章は、食料部門を持つ各商社の広報といった感じ。商社ごとに書き手が異なるからか、出来栄えにむらがあるように思えた。2010/02/25

ビイーン

1
本書は食品事情について大まかな概要を掴むのに適している。目新しい情報は無い。各商社の活動説明についてもパンフレットの会社案内と変わらない感じ。2014/12/15

まっつん

1
食糧価格の高騰やこれからの需要への対応について考えさせられました。後半では、ケーススタディというかモデルケースを見ながら商社機能の拡大と日本経済への貢献についても理解を深められた本です。2013/06/14

メルセ・ひすい

1
日本の商社の優秀性!2009/11/24

つかぬ間の休息

0
さっくり読めた。企業の取り組みは、もう一歩踏み込んだ話を書いて欲しかった2014/07/31

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