農業は繁盛直売所で儲けなさい!―日本経済を強化する成功モデル

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492780305
  • NDC分類 611.46
  • Cコード C3034

内容説明

設立2年で年商20億円超の大型直売所も出現!なぜ消費者が殺到するのか?全国各地の繁盛直売所のケーススタディから明らかになる、“売れない時代に売る仕組み”。

目次

繁盛直売所が日本を救う
JA糸島「伊都菜彩」(福岡県前原市)―大都市近郊に立地する直売所の潜在力
JAおちいまばり「さいさいきて屋」(愛媛県今治市)―瀬戸内海沿岸・島嶼部の農業・水産業を生かした直売所
「からり」(愛媛県内子町)―観光と中山間地農業の町の直売所
(株)フリーデン(神奈川県平塚市)―銀座に直営レストランをもつ養豚企業
「みずほの村市場」(茨城県つくば市)―専業農家だけで運営される、首都圏の繁盛直売所
「あ・ら・伊達な道の駅」(宮城県大崎市)―来客数三五〇万人の道の駅に生まれた、米作地帯の繁盛直売所
(株)JAシンセラ「サン・フレッシュ都南店」(岩手県盛岡市)―大型直売所が、直売所激戦地で進める多角化戦略
「のっぽろ野菜直売所」ほか(北海道札幌市近郊・中心部)―貯蔵・加工品に新たな可能性を見いだす
「十勝野フロマージュ」(北海道中札内村)―他産業との連携でスケールの大きな直売戦略を展開〔ほか〕

著者等紹介

大澤信一[オオサワシンイチ]
日本総合研究所(日本総研)主任研究員。1956年宮城県生まれ。80年東北大学経済学部卒業。コンサルティング会社などを経て95年より日本総研勤務。主に第一次産業に関係する調査研究、コンサルティングに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

1
愛媛県内子町の「からり」(第3章、93ページ~)に注目したい。まちづくりでも名を馳せたことで知られる。歌舞伎や町並みでのまちづくりで知っていたが、交流型観光でも重要となるようだ。傾斜地を利用しての葉タバコや落葉果実で堅実に実績を伸ばしてきた。からりは公設民営である。ワンストップショッピングを可能にするには、DIYのような多品種大量ではなく、多品種少量、隙間市場は従来から言われてきた。健康増進法でたばこの方は微妙だろう。高鮮度な品質で勝負しているので、需要は堅実であろう。文化と農業で成功したまちづくり事例。2012/12/08

マギー

0
タイトルの通り、本書では全国の繁盛している複数の直売所について取り上げ、それらの独特な販売方法、サービスが紹介されています。何不自由なく毎日食事を摂れる現在の日本の消費者には、商品の美味しさだけでなく、今までにない商品や、消費者が参加できる農作業、商品そのものの物語性といった、付加価値こそが需要としてあるのだろうとこの本を読んで感じました。売れ残りを生産者に引き取らせるといった、生産者の意識を高めるようなシステムも大事なことに思えました。2013/12/28

halfpint

0
内容は面白い。文章はちょっと気になるけど。2009/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/418147
  • ご注意事項

最近チェックした商品