小水力発電が地域を救う―日本を明るくする広大なフロンティア

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小水力発電が地域を救う―日本を明るくする広大なフロンティア

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492762387
  • NDC分類 543.3
  • Cコード C3060

出版社内容情報

◆竹村公太郎氏(元国交省河川局長)推薦!
「多くの実例をもとに、山村を活性化し、人々を元気にする小水力発電の大きな可能性について書かれた待望の書。山村を救うことが、ポストモダンの日本にとっていかに重要かよくわかります。山間地の住民、自治体、建設業界など関係者のみならず、地方創生、エネルギー問題などに関心があるすべての方に読んでいただきたい本です」

◆内容の一部
◎小水力発電が山村を復活させ日本社会を強靭にする
◎小水力発電のポテンシャル(全国数千ヶ所、計1500億円以上の売電収入)
◎小水力発電が若者移住を呼び込み岐阜の山村が復活
◎農業用水路に眠る電力
◎棚田発電は大きな高低差が有利に働く
◎市町村、農協、土地改良区などが事業主体になる例も
◎山村の土建会社は小水力発電で生き残れ
◎昔のような規制の壁はなくなった
◎熊本県におけるガラス張りの発電所計画を各県は参考にせよ
◎小水力発電の具体的なイメージ
◎成功のコツがわかる様々な事例
◎典型的な小水力発電所のキャッシュフローモデル
◎小さな水力発電は知恵で実現できる
◎補償金は人を幸せにしない~地元主導を事業化を
◎小水力発電には経済性だけでは測れない魅力がある
◎山村は若者を引き付けるこれからのフロンティアである
――日本を明るくする小水力発電の大きな可能性を、第一人者が初めて解説。地域主導で進める導入・参入ノウハウも公開!

◆著者の言葉
「小水力発電の可能性のある場所を開発すれば、山間地は電力の面で自立できるわけで、地域にとっては十分に大きな電力だと言えるのです」

目次

プロローグ 小水力発電が山村を復活させ日本社会を強靱にする
第1章 小水力発電で岐阜の山村が復活
第2章 農業用水路に眠る電力
第3章 山村の土建会社は小水力発電で生き残れ
第4章 実現する意志と川への理解があれば規制の壁は越えられる
第5章 ガラス張りの発電所計画
第6章 小水力発電の具体的なイメージ
第7章 成功のコツがわかる様々な実例
第8章 歴史の中の小水力発電
第9章 山村と小水力の文化論
おわりに 山村はこれからの日本のフロンティア

著者等紹介

中島大[ナカジママサル]
全国小水力利用推進協議会事務局長、一般社団法人小水力開発支援協会代表理事。1961年生まれ。1985年、東京大学理学部物理学科卒業。株式会社ヴァイアブルテクノロジー取締役などを経て現職。その間、分散型エネルギー研究会事務局長、気候ネットワーク運営委員などを歴任し、小水力利用推進協議会、小水力開発支援協会の設立にも参画する。全国各地の小水力発電事業のサポート、コンサルティングなどを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

20
1985年、東京大学理学部物理学科卒。その後ずっと小水力発電に関わってきた方の経験談です。タイトルの通り「地域を救う」可能性を読み取れました。/強靱な社会をつくろう とするのなら、ある程度は効率を犠牲にして、冗長性を持た せる必要があります。/サーバ構成とかでも電源、HDD、NICの2重化とか普通にあるのだから、社会全体みたいな大きなエリアでも必要でしょう。2018/03/05

まると

8
再生可能エネルギーの一つとして参考になると思い、買っておいた本だが、考えていたのと内容は違っていた。事例や方法を教えてくれるのはいいのだけれど、個々のケースで具体的にどれくらいの電力(何戸分とか)を供給でき、どれくらい地域に利益をもたらす(儲かる)のかはわからずじまい。売電目的で必ずしも自家消費しているわけではない事例も多く、これでは「社会を変える」とまではいかないような気もした。固定買い取り制度ができて、自然にやさしく地域の活性化にもつながる事業として広がってきたのはいいことではある。2020/05/08

Olly

7
再生可能エネルギーとしては出遅れ感のある小水力発電の概要と、特に地方との関連を述べる。木材が燃料として用いられなくなり林業が廃れ山間部が貧しくなった。小水力はそこでエネルギーを生み出し代替事業としての可能性を秘める。小水力発電所の建設は数百kW級のもので、構想から運開まで五年・事業費数億円という重いプロジェクトとなる。短期間の営利を求める一般企業では手が出ず、地元の土建屋さんの参入を進めている。地元愛と土木工事の経験があり計画を進める力があり、長い耐用年数のある小水力で利益を継続的に享受出来得るため。2018/02/04

ソウ

4
小水力発電の仕組・概要、具体的な導入事例・キャッシュフローモデル、小水力発電の歴史(ヨーロッパと異なり本邦は、戦時に中小の電力会社が一つに統合され戦後に9個の大会社に分社された影響で、小水力発電が根付かなかった)、山村文化論等。単なる小水力発電の詳細ではなく、社会や生き方について筆者の価値観が多分に含まれた内容となっているので、つまらないと思う方もいらっしゃると思います。私はとても興味深く読みました。2018/02/02

シロマック

3
『小水力発電が地域を救う』ではなくて『小水力が救う地域がある』の方が意図することが伝わると思う。小水力は今の時代では他の発電に比べてコスパが悪い。土木工事に多額のお金が掛かる割には年間を通じて水量が多く安定水量の水源が少ない。急な山が多く平野が狭い日本は本来利水、治水のダムが必要でそれがあれば付帯的な設備としての水力発電所なら採算は取れるかも知れない。その他大きな土木工事を必要としない超小規模水力発電なら趣味、観光施設として可能性はあると思う。次は小風力発電を読んでみたい。2018/06/14

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