日・米・中IoT最終戦争―日本はセンサーとロボットで勝つ

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日・米・中IoT最終戦争―日本はセンサーとロボットで勝つ

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492762325
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3033

出版社内容情報

900兆円の巨大市場をめぐる激烈バトルの行方は? IoT、AI時代の日本メーカーの生き残り戦略を描くソニー、東芝は大復活する!
IoT時代、センサー、ロボット、半導体市場の大爆発で、
「ものづくり日本」に猛烈な追い風が吹く!

急成長する巨大市場をめぐる激烈バトルの行方は?
人工知能(AI)や次世代自動車をめぐる世界覇権競争の最新動向

 IoT革命によって生み出される新たな市場は、少なく見積もっても360兆円はあるといわれており、エネルギーの1300兆円、医療の560兆円に次ぐとんでもない新市場が形成されることになる。このIoT革命をめぐって世界の企業は、それこそ死に物狂いでその体制を整えつつある。
 IoTの上流を形成する人工知能(AI)、ハイエンドサーバー、各種のITサービス、自動走行などの車載IoTについては米国がぶっちぎりで疾走しており、これからもその地歩を固めていくだろう。また、中国は今や一般的家電製品については世界チャンピオンであり、太陽電池、液晶などの電子デバイスにおいてもひときわ存在感を放ち始めた。
 こうした米中激突のはざまの中で我が国ニッポンはどう戦っていくのか。今回の本は、日米中が激突する世界IoT革命の中で日本企業がモノづくりの強みを活かし、センサー、ロボット、半導体メモリーなどで一気に抜け出していく、というストーリーを最新取材でまとめあげたものである。(「はじめに」より抜粋)

序 章 ?oTが「第4の産業革命」と呼ばれる理由
第1章 巨大市場をめぐって、日本製造業の大攻勢が始まった
第2章 アメリカと中国、2つの大国の次なる戦略
第3章 東芝はフラッシュメモリーで大復活を遂げる
第4章 ソニーはイメージセンサーで再び世界一を目指す
第5章 センサー王国・日本の凄すぎる技術
第6章 次世代自動車をめぐる激烈バトルの行方
第7章 今後5年で7倍に大爆発するロボット市場を制するのは誰か
第8章 ?oT最終戦争の行方と日本の選択

泉谷 渉[イズミヤ ワタル]
泉谷 渉(イズミヤ ワタル)
産業タイムズ代表
株式会社産業タイムズ社代表取締役社長。神奈川県横浜市出身。中央大学法学部政治学科卒業。1977年、産業タイムズ社に入社し、半導体担当の記者となる。91年に「半導体産業新聞」を発刊、編集長に就任。35年以上にわたって第一線を走ってきた国内最古参の半導体記者である。日本電子デバイス産業協会(NEDIA)副会長も務める。主な著書に『これが半導体の全貌だ!』(かんき出版)、『ニッポンの素材力』『ニッポンの環境エネルギー力』『図解 シェールガス革命』(以上、東洋経済新報社)、『100年企業、だけど最先端、しかも世界一』(亜紀書房)などがある。

内容説明

ソニー、東芝は大復活する!人工知能(AI)や次世代自動車をめぐる世界覇権競争の最新動向。米中の戦略と日本の対抗策。

目次

序章 IoTが「第4の産業革命」と呼ばれる理由
第1章 巨大市場をめぐって、日本製造業の大攻勢が始まった―デジタル家電の時代が終わり、次なる闘いはIoTへ
第2章 アメリカと中国、2つの大国の次なる戦略―IoT市場をめぐる争いは日米中の新・三国志
第3章 東芝はフラッシュメモリーで大復活を遂げる―ビッグデータ時代の到来で新型半導体の需要は大爆発
第4章 ソニーはイメージセンサーで再び世界一を目指す―“オールジャパン連合”で外国勢を迎え撃つ
第5章 センサー王国・日本の凄すぎる技術―センサー市場大爆発で、日本のお家芸に猛烈な追い風が吹く
第6章 次世代自動車をめぐる激烈バトルの行方―急成長する車載センサー&部品で日本が圧勝する
第7章 今後5年で7倍に大爆発するロボット市場を制するの誰か―「カスタマイズ化」で他を圧倒する日本のロボット技術
第8章 IoT最終戦争の行方と日本の選択

著者等紹介

泉谷渉[イズミヤワタル]
株式会社産業タイムズ社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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スプリント

5
レッドオーシャンの真っ只中にある家電や半導体にはこだわらず、センサーやAI、ロボットに活路を見出すべきと感じました。そのためには産学連携で基礎研究への投資が必要ですね。2018/10/14

うさぎさん

2
テンポよく力強い調子で現在のIoTの流行が説かれている。鵜呑みにするのは危ないだろうが、読みやすいので傾向を知る参考には丁度いいのではないだろうか2017/03/16

Minyole

2
フラッシュメモリ、センサー、ロボット、ソフトバンクが買収したARM、IOT戦争を勝ち抜く武器が日本にあるということ自体は頼もしい限りです。また、随所で語られる、泉谷さんの持論を交えた未来予想はビジネスチャンスのヒントを与えてくれます。ただ、日本が強いとされるものは、構成要素でありプラットフォームではないことが気になりました。強いプラットフォームは自動車以外は日本には育たないのでしょうか。IOTという切り口だからかな。それから蛇足ですが、少しセクハラ気味の表現があって危なっかしく、日本的だなと思いました。2017/02/01

akiapa2

1
IoTの特徴として、「人を介さない」という点はしっくりきた。中盤は各企業がどの分野でどれだけ市場シェアを持っている、という解説が続く。業界動向をざっくりと抑えることができた。一方で過去の失敗への理由づけはあるものの、何故今後は日本企業が活躍するといえるのか解説は不十分。業界紙の代表という著者の立場だからこそ聞ける業界内部の話もある一方で、日本企業の批評はできない立場なのだろう。結論、中国は物真似しかできないので日本企業は高品質を追究しようという結論は過去の家電敗戦時と変わらないようで寂しい。 2020/06/06

kaz

0
日本企業を礼賛する本と割り切った方がわかりやすい。様々な技術、製品について調べてあるが、1年も経てば内容そのものが陳腐化するのではないか。ただし、足もとの技術動向を知るには、悪くない。 2017/09/03

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