脱ガラパゴス戦略―台頭する新興国市場の攻略法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492761854
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C3034

内容説明

新興国の「1万ドル」超世帯は、“日本ブランド”を求めている―野村證券金融経済研究所&NRI近未来社会予測プロジェクトチームが描く日本の新たなる成長戦略。

目次

第1章 G20の時代が始まる―金融危機を境に変わる世界経済
第2章 存在感を増す中国と日本の立ち位置
第3章 沸騰する新興国市場、立ち遅れる日本企業
第4章 「一万ドル世帯」を攻略せよ
第5章 産業別に見る「脱ガラパゴス」戦略
第6章 世界が「日本」を待っている―構造改革の必要性について

著者等紹介

北川史和[キタガワフミカズ]
野村総合研究所グローバル戦略コンサルティング1部長。1967年東京都出身。1992年北海道大学農学部農業経済学科卒業。1994年米University of Madison Applied Economics修士課程修了。同年野村総合研究所入社。専門はグローバルに展開する製造業の戦略コンサルティング、新規事業開発を中心に活動。近年では、中国、欧州、ASEANと活動の場を拡大し、各国の政府、大学、パートナー企業との連携を強化する活動も精力的に行う

海津政信[カイズマサノブ]
野村證券経営役金融経済研究所チーフリサーチオフィサー。1951年東京都出身。1975年横浜市立大学商学部卒業。同年野村総合研究所入社。1994年投資調査部長。2000年野村證券金融研究所企業調査部長。2002年野村證券経営役金融研究所長。2007年7月から現職。日本証券アナリスト協会理事、日本IR協議会IR優良企業賞審査委員長、東京証券取引所上場会社表彰選定委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

6
脱ガラパゴス戦略を練り直す一つには、セグメントしたどこを追いかけるかが変革へのポイントのようだ。 新興国の1万ドル世帯について各国ごとのリアルセグメントに対応することが、関門という。 日本ブランドで売り込むなら、日本へのあこがれを感じるストーリー提供は必須のようだ。ふぅ~。(笑)2015/02/26

メルセ・ひすい

1
13-34 赤06 「世界中どこでも生きられるような、あるいは自分が棲むために周囲の環境を変えてしまうような強力なイグアナに変わる」べし!  新興国の「1万ドル」超世帯は“日本ブランド”を求めている! 先進国経済の成長力鈍化と新興国経済の存在感の高まりという金融危機後の世界経済を踏まえ、台頭する新興国市場の攻略法を述べる。●①新興国の日本へのアコガレを生かす!②マーケッティングの差別化。現地のニーズに即した製品開発③良品・安価への開発・コスト下げる努力。★10年後、50%が年収1万$所帯に!   2010/03/09

Shota Takeda

0
10年以内に、日本企業が今後世界で増加する中間富裕層(収入1万ドル世帯に)対し、どのようにシェアを拡大すればいいのかを実際の数値を用いて説いている本。最近、panasonicやsonyといった日本を代表するエレクトロニクス分野の大赤字が公表される中、果たして10年というスパンで物事を考えていいのか疑問に残った。激変する世界経済に対しハイエンド商品だけにフォーカスするのはリスクが高いと感じた。よって、韓国ではサムスン、インドではタタといったローエンドからハイエンドまで現地のニーズに合わせたプロダクトを揃えて2012/02/28

ぼのまり

0
現状の日本の状態を的確についている。日本人、日本企業が、グローバルな社会の一員となるための1つのアプローチ手法が示されている。正解はこれだけではないと思うがためになる1冊。2010/12/17

Kyo-to-read

0
ビジネスモデルを解説しているのが参考になったが、目新しい話は特になかった。新興国進出に関する取り組みを知りたい人がまず入門書として読むのにいいのでは。2010/04/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/325798
  • ご注意事項

最近チェックした商品