内容説明
“急進的自由化”の次のステップ。米国の電力自由化の流れは頓挫したのか。これからの日本の電力政策はどうなるか。各国で進行している新たな試みを検証し、改革の方向を基礎づける労作。
目次
第1章 電力自由化モデルの分析
第2章 電力取引の実態
第3章 競争的電力市場の成立条件
第4章 欧米における電力自由化の現状と成果
第5章 米国における電力自由化の教訓
第6章 わが国における電力自由化のあり方
著者等紹介
矢島正之[ヤジママサユキ]
1947年3月19日生まれ。国際基督教大学大学院行政学研究科卒。博士(行政学)。現在、(財)電力中央研究所勤務。公益事業論、電気事業経営論専攻。主要著書に『電力市場自由化』(日本工業新聞社、1994年(第15回エネルギーフォーラム賞優秀作受賞))、『電力改革』(東洋経済新報社、1998年(公益事業学会賞受賞))など
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