出版社内容情報
ますますグローバル化、複雑化していくエネルギー業界。これまでのセキュリティ指標の問題点を整理し、今求められるエネルギー・セキュリティ論を事例豊富に展開。
内容説明
「石油危機」の呪縛を超え、グローバル化するエネルギー・ビジネス、多様化する各国政策を踏まえた、新しいエネルギー安全保障論。
目次
序章 エネルギー・セキュリティを考察するための視点
第1章 理論的考察
第2章 1次エネルギー市場とエネルギー・セキュリティ
第3章 エネルギー・セキュリティの指標の国際比較
第4章 エネルギー・セキュリティ確保のための手段
第5章 エネルギー・セキュリティ確保のための国際的政策動向
第6章 市場参加者によるエネルギー・セキュリティ確保戦略
第7章 電力分野におけるエネルギー・セキュリティの確保
第8章 エネルギー・セキュリティ確保に関する新しい考え方
著者等紹介
矢島正之[ヤジママサユキ]
1947年3月19日生まれ。国際基督教大学大学院行政学研究科卒。Ph.D.(行政学)。現在、電力中央研究所研究参事。公益事業論、電気事業経営論専攻。主要著書に『電力市場自由化』(日本工業新聞社、1994年(第15回エネルギーフォーラム賞優秀作受賞))、『電力改革』(東洋経済新報社、1998年(公益事業学会賞受賞))など
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