出版社内容情報
長期投資のお手本であるハーバードやイェールの投資手法とは? 個人でも実践できるエンダウメント投資の考え方と実践法を解説
米国屈指の名門ハーバード大学やイェール大学は、実は世界でもっとも先進的な機関投資家だった!
その投資哲学から実際の運用手法、さらには個人投資家のための活用事例に至るまでわかりやすく解説する。
個人投資家向け 初の本格的解説書
●シンプルなエンダウメントの投資手法
エンダウメントの投資手法は、きわめて「シンプル」です。?@長期投資、?A分散投資、?Bオルタナティブ投資を積極的に活用、?C信頼のできるファンドマネジャーに運用を託す、というものです。きわめて単純なようですが、この方針を長期間堅持することで、機関投資家の中でも際立って安定した高いリターンを上げてきました。
エンダウメントの最大の強みは、投資しているお金が返済する義務のない純粋な自己資金だという点です。金融機関や年金基金などは、基本的に個人から預かった資金で運用を行っていますので、いずれ何らかの形で返済しなければなりません。したがって、「期限」「時間」という大きな制約の中で結果を出すことが求められます。そうなると、たとえば2008年の金融危機のような状況で一時的な暴落が発生した際などには、どこかで損切りに追い込まれることがあります。しかし、「期限」や「時間」の制約がないエンダウメントは、基本方針に則り、こういったシーンで整斉と逆張りをします。
●エンダウメントの手法は、個人投資家でも実現できる
エンダウメントの投資手法は「シンプル」ですので、個人投資家も同じ手法をとることは可能です。本書では、エンダウメントが行っている、?@資産配分(アセット・アロケーション)のやり方、?A投資時期(マーケット・タイミング)の考え方、?B投資対象銘柄やファンドの選び方(マネジャー・セレクション)について、わかりやすく解説しています。
また、エンダウメントの最大の強みである「時期」や「時間」の制約を受けないという点は、個人投資家も同じです。したがって、エンダウメントの投資手法は、個人投資家こそ実現しやすいのです。
長期投資のお手本であるハーバードやイェールの投資手法とは? 個人でも実践できるエンダウメント投資の考え方と実践法を解説
第1部 基礎編 ハーバードやイェールの投資戦略
1 エンダウメントとは/2 エンダウメント投資戦略とは/3 運用会社の選択をどうやるか/4 個人投資家とエンダウメントの共通点
第2部
内容説明
米国屈指のハーバード大学やイェール大学は、実は世界でもっとも先進的な機関投資家だった!投資哲学から実際の運用手法、さらには個人投資家のための活用事例に至るまでわかりやすく解説する。
目次
第1部 基礎編―ハーバードやイェールの投資戦略(エンダウメントとは;エンダウメント投資戦略とは;運用会社の選択をどうやるか;個人投資家とエンダウメントの共通点)
第2部 実践編―個人投資家のためのエンダウメント投資戦略(資産配分(アセット・アロケーション)
投資時期(マーケット・タイミング)
投資対象銘柄・ファンド選択(マネジャー・セレクション)
エンダウメント投資戦略に欠かせないツール
エンダウメント・ポートフォリオの構築
ヘッジファンドを理解する
エンダウメント投資戦略の具体例
21世紀これからの投資環境)
著者等紹介
山内英貴[ヤマウチヒデキ]
株式会社GCIアセット・マネジメントファウンダー・代表取締役CEO。1963年栃木県鹿沼市生まれ。日本興業銀行でトレーディング・デリバティブ関連業務に従事した後、2000年4月に独立し、ヘッジファンド運用に特化した資産運用会社グローバル・サイバー・インベストメント(現GCIアセット・マネジメント)設立。2007年4月より東京大学経済学部非常勤講師。1986年東京大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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