出版社内容情報
「預貯金+株+『味付け』程度のデリバティブ」という戦略を勧める著者が、各種運用手段のリスクとリターンをわかりやすく解説。
「みんなが『株だ!』と言っているから」「ある程度おカネが貯まったから」という理由で、突然、リスクを冒そうというスイッチが入ってしまう人、とっても危険です。
いきなり大胆なことを始めるな! 著者は「預貯金と株が半々」という資産構成をゴールとしています。ではどうやって株などリスク資産の比率を増やしていくか? 本書は債券、株、投信など個人投資家が使える投資手段を幅広く取り上げて、その是非を解説しています。また投資の「味付け程度の範囲で」、先物やFXといったハイリスク投資に挑戦することも視野に入れています。リスクとリターン、現実にかかる手間などのコストを含めて、個人投資家に有利な資産形成方法を教えます。
序章 投資戦略の心構え
第1章 金利と預貯金
第2章 債券
第3章 株式
第4章 投資信託
第5章 外国の資産・外貨建ての資産
第6章 個人で手掛けるデリバティブ
第7章 「仕組み」商品
【著者紹介】
永野 學(ナガノ マナブ)
1989年一橋大学経済学部卒業。外資系金融機関を中心に主としてクレジット・トレーディング業務とストラクチャード・ファイナンス業務に従事。金融・証券に関する著書多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーベリー
2
作者の考え方にまったくブレがない。確かに一理あるが、もう少し可能性や柔軟な発想を私は持ちたい。だから結果が出ないのかも。2015/11/04
h t
1
投資信託が安パイ2017/02/09
ちっすま
1
本当は株の事が知りたかったのだが、その他にも先物や投信、FXについても簡単に説明してもらえた。全てかいつまんでいるので、それほど内容は濃くないが、広く浅く勉強できる。株式に限らないポートフォリオを作りたい人にはとっかかりに良いかも。でもこれを見ると、金融商品は騙しのような物が多いように感じてしまう。
24book
0
内容は結構難しかった。2021/04/01