出版社内容情報
個人投資家に向けた日本株投資の手引き書。日本市場をリードする外国人投資家が注目する銘柄とその投資戦略を紹介。
私は、このような投資会議にこれまでも何度か参加してきたが、今回のように、会議の多くの時間が日本株と日本円について費やされ、スピーカー同士がこれほど白熱して“日本”について議論を交わす場面は見たことがなかった。それほど、今、世界の投資家の目は、日本株と日本経済に注がれているのである。(中略)誤解を恐れずに結論を申し上げれば、日本の株式市場は、安倍政権がこれら投資家たちの認識と期待にたがわぬ政策を実施するならば、上下動を繰り返しながらも今後数年にわたって??しぶとく?¥繽クする可能性が高い。「アベノミクス相場」は安倍政権の放った三本の矢を受けて、日本の企業が本格的に動き始める今年10月以降が正念場となるだろう。そのとき、日本株式市場の動向を左右する外国人投資家たちの思惑と行動パターンの特徴を彼らの生の声から聞き取っておくことは、日本株への向き合い方、銘柄の選び方、売買タイミングの決定の際に、日本の投資家の皆さんを少しでも有利に導くことになると考える。本書が、日本の投資家の皆さんの「勝つ」投資に役に立つことができれば、筆者の本懐である。(「はじめに」より抜粋)
第1章 すべては“スリー・アローズ”から始まった
~外国人投資家が日本に魅力を感じた意外な理由
第2章 「グレート・ローテーション」を巡る大激論
~日本株を80%押し上げた世界のマネーの“連携プレー”
第3章 ヘッジファンドが「日本買い」を続ける条件
第4章 外国人投資家の正体 ~その実像と戦略パターン
第5章 外国人投資家が選好する銘柄と売買タイミング
第6章 今後数年間を射程に捉えた2段構えの投資シナリオ
【著者紹介】
宮島 秀直(ミヤジマ ヒデナオ)
パルナッソス・インベストメント・ストラテジーズ代表取締役
1980年、早稲田大学理工学部卒。富士通北米営業部、日経マグロウヒル社記者、野村証券フランクフルト支店、野村證券金融研究所ストラテジスト、バークレーズキャピタル証券チーフストラテジストを経て、2009年よりパルナッソス株式会社代表。主な著書に、『ヘッジファンドの興亡』『常勝ファンドの投資戦略』(ともに東洋経済新報社)がある。2013年「日経ヴェリタス」人気アナリスト・ランキングの日本株ストラテジスト部門2位。
内容説明
日本でNo.1の外国人投資家ウォッチャーが分析する対日投資戦略。日本株への強気買いは、これからも持続する!200を超える欧米・アジアの主要投資家へのヒアリングから、日本株市場の今後を明らかにする。
目次
第1章 すべては“スリー・アローズ”から始まった―外国人投資家が日本に魅力を感じた意外な理由
第2章 「グレート・ローテーション」を巡る大激論―日本株を80%押し上げた世界マネーの“連携プレー”
第3章 ヘッジファンドが「日本買い」を続ける条件
第4章 外国人投資家の正体―その実像と戦略パターン
第5章 外国人投資家が選好する銘柄と売買タイミング
第6章 今後数年間を射程に据えた二段構えの投資シナリオ
著者等紹介
宮島秀直[ミヤジマヒデナオ]
1980年、早稲田大学理工学部卒。富士通北米営業部、日経マグロウヒル社記者、野村證券フランクフルト支店、野村證券金融研究所ストラテジスト、バークレイズキャピタル証券チーフストラテジストを経て、2009年よりパルナッソス株式会社代表。2013年「日経ヴェリタス」人気アナリスト・ランキングの日本株ストラテジスト部門2位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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