出版社内容情報
日本の新規公開市場における価格形成上の問題を、制度・情報の非対称性・投資家行動の視点から多面的に分析し、課題を明らかにする。
なぜ初値は公開価格よりも高いのか?
なぜ新規公開株の長期パフォーマンスが低いのか?
なぜ1月から6月の収益率は高いのか?
公開後も順調に成長するのか?
――類例のない包括的データに基づき、行動ファイナンスなどの最新の研究成果を踏まえ、日本のIPOの問題を多面的に解明する!
序章 本書の問題意識
第1章 日本の新規公開市場
第2章 IPO研究の展開
第3章 系列関係と財務の健全性
第4章 入札方式下における引受証券会社の役割
第5章 新規公開株の初値形成と半年効果
第6章 長期パフォーマンスと半年効果
第7章 子会社公開
第8章 新規公開企業の業績と株式所有構造
【著者紹介】
岡村 秀夫(オカムラ ヒデオ)
関西学院大学商学部教授
関西学院大学商学部教授。
1969年神奈川県生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。日本証券経済研究所大阪研究所研究員、関西大学経済学部専任講師、関西学院大学商学部専任講師、同助教授、同准教授、オックスフォード大学客員研究員(2005~2007年)を経て、現職に至る。
内容説明
なぜ初値は公開価格よりも高いのか?なぜ新規公開株の長期パフォーマンスが低いのか?なぜ1月~6月の収益率は高いのか?公開後も順調に成長するのか?―類例のない包括的データに基づき、行動ファイナンスなどの最新の研究成果を踏まえ、日本のIPOの問題を多面的に解明する!
目次
第1章 日本の新規公開市場
第2章 IPO研究の展開
第3章 系列関係と財務の健全性―公開価格決定方式移行期における初期収益率への影響
第4章 入札方式下における引受証券会社の役割―新規公開株の価格形成と入札情報
第5章 新規公開株の初値形成と半年効果
第6章 長期パフォーマンスと半年効果
第7章 子会社公開―初期収益率と長期パフォーマンスに対する親会社の影響
第8章 新規公開企業の業績と株式所有構造
著者等紹介
岡村秀夫[オカムラヒデオ]
関西学院大学商学部教授。1969年神奈川県生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。日本証券経済研究所大阪研究所研究員、関西大学経済学部専任講師、関西学院大学商学部専任講師、同助教授、同准教授、オックスフォード大学客員研究員(2005~2007年)を経て、現職に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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