内容説明
入門書では飽き足らない人が自分自身でお金の運用を理解し実践するための、一方、専門家向けの投資の理論書ではない、お金の運用に関する「中級」のテキストブック。
目次
第1章 家計の投資余力を判定する
第2章 運用計画の作成方法
第3章 投資理論は有効か
第4章 投資理論と実際のマーケット
第5章 運用にまつわる誤解を解く
第6章 多様化する運用手段
第7章 金融機関とどう付き合うか
著者等紹介
山崎元[ヤマザキハジメ]
経済評論家。専門は資産運用。楽天証券経済研究所客員研究員。マイベンチマーク代表取締役。1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社。野村投信、住友信託、メリルリンチ証券、UFJ総研など12回の転職を経て現職。雑誌連載、テレビ出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eradist
5
[Kindle unlimited]内容は難しめだけれど、投資信託入門書を読んでいて疑問に思った点があらかた解決した。2020/09/11
moto
3
FP向けに書かれた中級者向けの本ということで、個人レベルではあまり必要のないところまで踏み込んでおり、なかなか理解が難しい部分も多かった。 家計余力の判定法、投資理論、運用によくある間違いなど、約10年前に書かれたとは思えないほど、今でも日本に浸透していない論理的な考え方をしているのは、素晴らしいと感じました。 最近は初心者向けに分かりやすく書かれている本を出すことが多いのですが、圧倒的な金融知識をベースになっているので、良い本が多いのも納得です。 金融系は山崎元さんの本を読んでれば間違いなさそうです。2019/02/28
葵堂
1
その後山崎さんの著書を色々読んだが、それらは全てわかりやすいシロモノだった。これが難しく感じたのは、対象があくまでもFPレベルの人に向けたものであり、素人投資家が最初に読むのにはハイレベルなものだったからのようだ。2015/01/14
葵堂
1
どうも山崎さんの本は難しいのか内容が頭に入ってこない。 2013/03/16
okiboshi
1
中級のテキストブックと書かれているように初心者には難しい。 他の本では当然の前提のように日本株ならば5%などと決められている期待リターンが、実際にはどう求められているかは参考になった。 行動ファイナンス理論がむしろ金融商品の作成、売り手側に利用される傾向という話は怖い。 2011/11/29