内容説明
庶民のお金を吸い取る三つの仕組みが働いている。一つめが日本の国債を買うこと、二つめがアメリカの国債を買うこと、そして三つめが証券会社の勧める株を買うこと、である。すでに庶民一人あたり1600万円ぐらいは吸い取られて戻ってこないが、さらに吸い取る仕組みが働き続けている。この三つの方法でなぜお金が吸い取られるのかを明らかにしよう。
目次
第1章 お金を吸い取る三つの仕組み(国債は五回払う;日本人が働き、アメリカ人が遊ぶ;株をギャンブルにする)
第2章 お金の原理原則(血が通った物価;お金はどこに居て、何をしているのか?;ファンドという商売の基本)
第3章 お金の誤解(積立年金は戻ってこない;年金が受け取れなくなる日;石油代金は戻ってくる?)
第4章 お金の現状(しかたなく政府が使っている;お金を余らせたのは誰か?;お金の土台を揺るがす新商売の登場;景気、インフレ、そしてお金の民主主義)
第5章 誰でも儲かるお金の話(不老不死でお金を増やす方法;「永久資産」を作る方法;時代を見る目)
著者等紹介
武田邦彦[タケダクニヒコ]
中部大学総合工学研究所教授(副所長)、工学博士、専門は資源材科学。1943年生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。旭化成工業株式会社にて研究に従事した後、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て現在に至る。株式のアドバイザー会社、ケン・ミレニアム株式会社の顧問も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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