内容説明
本書は「どんな犠牲を払ってでも勝つ」という途方もない意欲と意志を持った1人のファンドマネジャーが、どのような決断、投資戦略、金融スキルおよびビジョンによって、世界最大級のヘッジファンドを構築したのかに関するストーリーである。その彼もあるとき過ち、ファンドは市場の巨大な荒波に抗しきれず、2000年に閉鎖された。しかしヘッジファンド業界では、今もなお彼の存在を感じざるを得ないのである。
目次
一度投資家だった人は永遠に投資家である
金属で財をなす
負けず嫌いの少年
ウォール街の南部人
タイガーが見つけた新たな狩り場
タイガー、吠える
一九八七年のブラックマンデー
新たな時代の夜明け
マスコミとの確執
絶頂と転落
タイガーの解剖
タイガーの子供たち
タイガーの教訓―ヘッジファンド業界は何を学んだか
ノーブレス・オブリージュ
著者等紹介
ストラックマン,ダニエル・A.[ストラックマン,ダニエルA.][Strachman,Daniel A.]
A&Cマネジメントのマネジング・ディレクターである。同社はニューヨークに本社を置く資産運用会社で、個人投資家および機関投資家向けに資産運用サービスを提供している。彼は長期投資のメリットを強調する2カ月ごとのニュースレター『ザ・ストラックマン・レポート』の編集人でもある。過去10年間、商品開発、マーケティング、およびセールスなどを含め、資産運用業界のさまざまな側面に焦点を当てながら、ウォール街で仕事をしている。『ニューヨーク・ポスト』や『フィナンシャル・タイムズ』などの刊行物に、投資運用や戦略に関する多数の記事を寄稿している
田村勝省[タムラカツヨシ]
1949年生まれ。東京銀行(現東京三菱銀行)に入行後、調査部、ロンドンおよびニューヨーク支店等の勤務を経て、関東学園大学経済学部教授。東京外国語大学英米語学科および東京都立大学経済学部卒業。専門は国際金融論
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感想・レビュー
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葵堂
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