出版社内容情報
アメリカSECは選択的情報開示の禁止を決定した。証券アナリストを優遇したスモールミーティングの問題を指摘した。ネットIRは米国・欧州では急速に普及。手法を公開。
内容説明
二一世紀に入り、高度情報化社会への進展はますます加速されている。本書はこの変革の実態を先進的な上場発行会社とベンチャー企業、ならびにIR専門業者、大手機関投資家、法律専門家の目を通じて明らかにしたものである。
目次
第1章 ネット社会とインターネットIRの重要性
第2章 アメリカにおける選択的情報開示禁止規則の制定と日本への影響
第3章 インターネットIRとコーポレートガバナンス
第4章 戦略的IRの実践的研究
第5章 大企業のインターネットIR戦略
第6章 ベンチャー企業のインターネットIR活用
第7章 投資家の眼とインターネットIR
第8章 IRネットコンファレンス会社のサービス
第9章 二一世紀型IR活動の意味と展望
著者等紹介
川村雄介[カワムラユウスケ]
1953年生。東京大学法学部、ワシントン大学法律大学院卒業。同大学院客員研究員、大和証券調査部、総合企画室課長、人事部次長、日本証券業協会会長秘書、引受第1部次長、シンジケート部長などを経て、2000年4月より、長崎大学経済学部教授
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