内容説明
「一夜明ければ大名も乞食」になる兜町で、65年間も闘い抜き生き残り、デッチ小僧から一代で総合証券会社をつくり上げた稀有な男・菊池満の生涯は、我々に「一切の事業の原点は信用にある」ことを、あらためて教えてくれる。
目次
第I部 兜町の風雲児・菊池満の半生(“北風”を“琴の音”に;株は誰も見向きもしない時に買え;信は万事の基と為す;相場の世界の“明”と“暗”;名を成すは窮苦の日にあり;人生は闘いの連続である;証券恐慌の舞台裏を探る;飛躍への地固めを果たして)
第2部 菊池満から学ぶべきこと(人脈はこうしてできる;人生の勝利者になるには;相場に自惚れ、執着は禁物)