パッシブ・コア戦略―年金運用の新たなる潮流

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492711392
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C3033

出版社内容情報

企業年金の運用に不可欠なパッシブ運用の理論・制度・運用ノウハウを徹底解説。政策アセットミックスを効率的に再現する手法を学ぶのに最適の一冊。

内容説明

本書は、これまで「受動的」ととられることが多かったパッシブ運用に対してむしろ能動的な意味合いを強調し、年金運用におけるパッシブ運用の位置づけや、実務上の諸問題とその解決方法、今後の展望等について詳細な解説を行っています。年金運用担当者のみならず、広く投資家の方々に読んでいただきたい一冊です。

目次

第1章 年金運用の目的
第2章 パッシブ運用の優位性
第3章 マネージャーストラクチャーとパッシブコア戦略
第4章 パッシブ運用の歴史
第5章 ベンチマーク
第6章 インデックスファンドの構築
第7章 ファンドの品質向上
第8章 パッシブ運用の具体例
第9章 運用機関の評価
第10章 パッシブ(インデックス)運用にかかる法的側面
第11章 パッシブ運用の今後の展開

著者等紹介

米沢康博[ヨネザワヤスヒロ]
横浜国立大学経営学部教授、経済学博士(大阪大学)、著書に『株式市場の経済学:経済構造変化と株価変動』(日本経済新聞社)、『変革期の金融資本市場』(共編著、日本評論社)、『日本の企業金融:変化する銀行・証券の役割』(共著、東洋経済新報社)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masamichi Hosoyama

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勤務先の年金委員やってる関係で半ば必要に迫られ積読を消化。政策アセットミックスの重要性、年金運用でパッシブをコアに据える優位性から基金の運用時に配慮すべき実務上の留意まで至れり尽くせりの内容。難解な章もありましたが、きっちりと基礎知識や基本概念、インデックス投資でトラッキングエラーが起こりうる要因など丁寧に解説しており、基金の運用の設計や改善に関しても実務的配慮に富み、また運用やそのリスク管理がいかにあるべきか考える重要な視点を提示してくれます。単なる企業財務経験者の私程度でも比較的理解しやすかったですし2016/11/23

さわでぃ

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年金基金にとっての政策アセットミックスの重要性を唱え、それに貢献する手法としてパッシブ運用を提示、その概要から具体的な運用・リスク管理手法、関連する法的課題までも触れられており、まさにこれ一冊でパッシブ運用のすべてを知ることができる。 年金基金と年金運用機関という関係を前提とした構成であるが、個人投資家の視点からでも、一般的に「コストが安い」「(全体として平均を下回る)アクティブよりまし」程度の認識しかされないパッシブ(インデックス)運用への理解を深めるには十分すぎる書籍。2012/10/24

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